桑田真澄さんは、2023年8月21日に東京都稲城市のジャイアンツタウンスタジアムで行われた中学生向け「デジタル野球教室」の終了後、メディアのインタビューに応じ、高校野球における7イニング制導入の議論や、セ・リーグで2027年から予定されているDH制導入に反対意見を述べました。彼は9イニング制の野球が持つ魅力を強調しつつ、猛暑対策として試合開始時間の調整を提案。
さらにDH制については、打席での学びが失われると指摘し、投球術の感覚を磨くためにも反対だと主張しました。彼は、甲子園を1カ月間利用することで試合日程を調整する意見も述べました。

桑田氏が提案したアイデアには、野球に対する深い理解と愛情が伺えます。しかし、彼の意見には現状の制度や運営体制への問題提起が含まれており、プレイヤーや観客にとって公平かつ魅力的な環境を提供するためには、制度の見直しが求められます。まず、9イニング制を維持しつつ過熱問題を軽減するため、試合開始時間を適切に調整し、夕方以降に試合を行うことが考えられます。次に、野球関係者が協力して甲子園の長期利用を実現し、試合日程の柔軟な調整を目指すことも一案です。さらに、DH制に関しては感覚磨きなどの学びの要素を再確認し、それを考慮した制度設計を行う必要があります。
これらの改革を進めることで、伝統的な野球の魅力を維持しながら、新しい時代に適合した形での運営が可能となるでしょう。現代の野球界には、新たな価値観と革新的な変化が求められています。
ネットからのコメント
1、学生時代に野球をやっていて、今も草野球をやってる男の意見です。野球は(それが例え草野球だとしても)、7回以降が面白いんです。先発投手はもちろんスタメンバッターも疲れてきます。後半に出てくるセットアッパーやクローザーも、毎回調子が良い訳ではありません。そこで踏ん張れるか、相手が頑張って上回ってくるのか、苦しいけどめっちゃ楽しいんです。試合終わってみんなで飲むビールが美味しいのも9回をやり切ったからなんです。9回制は継続しないと、野球というスポーツが根本的に違うスポーツになりそうです…
2、投手として三本柱で胴上げ投手になりながら、打率.288、ホームラン4本、20打点なんていう、レギュラー野手並みの成績だったシーズンがある桑田がそれを言う説得力と凄み。ああ、今後だと桑田みたいな選手が出た場合、大谷スタイル、DHとの二刀流で起用とかになるのかもしれないね。
3、今まで通り9回制を残したいと思います。7回制に変えると、過去の9回制の記録(選手・チーム)と、7回制からの記録が変わってしまうのが残念です。あと9回制は選手交代は別として、1番から9番の打席が最低3打席はあることに意味があると思います。
4、夏の対策の為に、春や秋に影響があるっておかしいよね。7回制にしたとて、熱中症は無くならないだろう。また甲子園だけが熱いわけでもなく、地方予選から猛暑なのだから、ドームにしたとしても片手落ち。私の意見としては、暑い時間帯の試合はなくし、大会期間は長くすること。地方でチーム数が多い県は、東京や北海道のように2つに分け、予選の試合数を減らすことも検討する。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/cfb717e516e0d0758b158420a6d44e9b1017204c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]