元大関で現幕内の力士、正代がテレビ番組『踊る!さんま御殿!!』に出演し、一部の相撲ファンが名前に「さん」を付けずに呼び捨てすることに不満を抱いていると告白しました。この日、正代は全国に360人しかいない珍しい名字を持つことが番組内で紹介されました。大相撲界では通常、本名で相撲をとり、出世時に改名を行いますが、正代は初土俵以来本名を四股名とし、2020年の大関昇進時でも改名しないことを宣言していました。
祖母の正代正代さんの名前も話題になりますが、それを知らないファンが失礼な態度を取ることがあるそうです。サインを求められる際に名前に「さん」をつけないと内心イラっとすることがあると話しつつ、正代は「正代関」や「正代さん」と呼ばれる場合には丁寧に対応すると明かしました。
正代の訴えは、名前に対する敬意が欠けていると感じる瞬間への反応です。この問題の背景には、ファン文化の中で有名人がしばしば名前を呼び捨てにされるという風潮があり、そこには敬意の欠如が見え隠れします。まず、相撲協会は力士の名前に関する知識を広める努力をし、ファンに対しても呼び方を指導するキャンペーンを行うのが一つの方法です。また、メディアを通じて、力士への敬意を払うことの重要性を啓蒙するのも一案です。さらに、ファンイベントにおいても、参加者に対して適切な呼称を教育する取り組みを強化すべきです。
要するに、名前は個の尊厳を象徴するものであり、それを軽視することは本人の価値を軽んじる行為でもあります。この問題を解決することで、ファンと力士の間により尊重された関係が築かれるでしょう。
ネットからのコメント
1、先日、病院に行った時に席が混んでいました。とあるお年寄りが長椅子で横に詰めて、「ボク、ここにすわりな」とにこやかに声掛けしてました。子供はサッと座りましたが、なんの挨拶もしない。小さい子供だから致し方ない部分もあるのだけれど、隣りいた母親も一言ない、親のやる事をみて子供は勉強するんですよ。この親に育てられるこの子が可哀想に思えた一瞬でした。
2、仰る通りです。野球選手にサインの呼び掛けする時子どもでも大人でも選手を呼び捨てにしているのを見かけます。選手も呼び捨てされると友人でもないしムッとされていると思います。家の息子は〇〇選手、〇〇さんと呼び掛けしていて妻の挨拶や礼儀のしつけが良かったのだと感謝した次第です。
3、知っている相撲ファンなら十両以上の力士には○○関、幕下以下は○○さん、引退して親方になった人は○○親方または親方と呼ぶんだけどな、それが礼儀ってものだと思うけど、無知は罪だね。
あとよく子供が失敗することだけど、タレントさんにも本人が居ないところで呼び捨ては良いけど、本人と対峙してサインや握手を要求するとき呼び捨てはあまりに失礼、子供の頃からそれは教育するべきだと思う。
4、取組前は観客席から「しょうだい〜!」って声かけするわけですし、相撲のコアなファン以外は「〜関」と呼ぶことに慣れてはいないです。ましてや、幕下以下に「関」は使わないなどは、一般的な感覚とはかけ離れています。「しょうだい」と言われても有名税として許容できるといいのになぁと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/dc7832f47b77ace44eac5272a55d153e3911a53c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]