2023年10月21日（日本時間22日）、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、オンライン取材で大谷翔平選手の行動について語りました。大谷選手はナ・リーグ優勝決定シリーズのMVPトロフィーをクラブハウスに置き、その刻印部分を「TEAM EFFORT」（チーム努力）と隠しました。彼が第4戦で投打二刀流として活躍し、7回途中10奪三振無失点、3本塁打を記録し、MVPを獲得しましたが、その賞をチーム全員の成果として認識しました。

ロバーツ監督は大谷選手のチームメートとしての素晴らしさを称賛し、大谷選手自身も「全員がいい仕事ができた」と語りました。

大谷選手のこの行動は、単なる個人の成果を超えて、チームとしての働きを強調する温かいメッセージとして捉えられます。プロスポーツの世界では、個人の栄誉が時に際立つことが多いですが、大谷選手のようにチーム全体の努力を認める姿勢は、多くの人々に感動を与えます。彼の行動を通じて、他者を尊重し、チームワークの価値を再確認することができ、多くの人々にとって学ぶべき模範となります。誰もが大谷選手のように個人の成功をチーム全体の勝利として認識できれば、スポーツだけでなく社会全体がより協力的で温かいものとなるでしょう。このメッセージがより広範囲に伝わることを期待します。

ネットからのコメント

1、チーム一丸となって戦うことだけが優勝できる条件であるのをじゅうぶん理解しているのですね。いくら個人個人が優秀でも、たまたま誰かが不調だと変な連鎖でチーム全体が暗いムードに変えてしまうことがある。そんな時に誰かの不調をチームでカバーしながら勝てば良いって考えを共有できた球団は強いに決まってます。最後は精神的な勝負になるので、全員で同じ意志のもと連覇という勝利を掴み取って欲しいです

2、３ホームラン１０奪三振、そんな偉業を達成したシリーズMVPが、トロフィーはチームで取った物と、チーム全員に示す。個人成績は全く興味がない、チームが優勝する事だけを目指していると、口先ではなく、姿勢、行動から伝わってくる。そんな大谷の姿を見てチームメイトはどう思うか。チーム一丸になり、何が何でも残り4つ勝って、最高のエンディングを迎えたいと思いを強くするだろう。キケも言っていたが、ここまで来て、仮に負ければ一年が「失敗」として記憶される。ドジャースのテンションマックスの「本気」が見られる。本当に楽しみなシリーズが幕を開ける。

3、大谷選手は一回りほど自分と年齢が年下だが、人間力が凄まじく本当に尊敬します。

自分の息子にもたくさん大谷選手の周りの仲間に対する姿勢や態度、お世話になってる方々の姿勢や態度を見て人間力を高めてほしいです。私自身も学ぶ所がたくさんあると感じています。

4、大谷翔平選手がMVPトロフィーをクラブハウスに飾り、そこに「TEAM EFFORT（チーム努力）」と記したのは、単なる謙遜ではない。勝利を「個人の功績」ではなく「組織の力」として捉える姿勢。それは彼がMLBで最も尊敬される理由のひとつだろう。結果を残しながら、周囲への敬意を忘れない——その在り方こそが本当の“リーダーシップ”だと思う。