ファミリーマートは、2022年10月から開始した「涙目シール」の実証実験に基づき、22日に新たなデザインを追加しました。このシールは値引き商品に貼られ、食品ロス削減の意識を高めることを目的としています。新たなデザインにはパン、肉、魚、ケーキのイラストが含まれ、消費者の感情を動かすことで購入促進を図ります。また、すべてのデザインが公式サイトから無償でダウンロード可能になり、店舗のマルチコピー機での印刷もできます。
シールの活用によって購入率が最大10ポイント向上し、消費者からは食品ロス削減への貢献感が得られると好評です。ファミリーマートは食品ロス削減を掲げる「ファミマecoビジョン2025」に基づき、2018年比で2030年までに店舗廃棄物50%削減を目指します。
ファミリーマートの涙目シールは、食品ロス削減に向けた革新的な取り組みです。この運動が社会へと広がっていくに連れ、私たちは廃棄物問題に対して少しでも解決の手助けをすることができるのかもしれません。しかし、現状の食品ロスは年間約464万トンと驚異的な数字です。これを背景に、効果的な解決策として、一人ひとりの行動が問われます。第一に、消費者が購入前に商品を選び放ったらかしにせず計画的に利用すること。第二に、店舗やレストランが売れ残りを見越した発注を心がけること。
そして第三に、国全体で食品ロスの実態を広く周知し、減少に向けた政策を強化することが重要です。もし私たちが「涙目」シールのメッセージに耳を傾けることができるなら、持続可能で豊かな社会を築くことができます。これは単なるラベル以上に、私たちの価値観を問う挑戦です。
ネットからのコメント
1、値下げシールのデザインは、当初、約10パターン準備されており、メッセージも幾つか候補があったそうです。その中から「涙目シール」が選ばれたのは、消費者モニターが圧倒的に好評だった結果を受けての事。笑顔の方が好評かと思いきや、涙目の方が好評だったという意外な結果だった。笑顔のデザインは様々な場所で見かけるが、涙目はほとんど見ない。その斬新なアプローチもあるし、視覚的なインパクトが強いのも確か。子供が涙目で懇願してきたら、応えてあげたいという心理に基づいているとも言える。結果的に良い方向に作用している事は意義がある。通常の値下げシールよりも効果がある事が実証されたかと思います。
2、安売り品を買うのが恥ずかしいことではなく、食品ロスを減らす行動として捉えられるようになったのはいいことだと思います。
値引きシールをかわいそうでなく、助けたいと思わせる発想がいいです。今回、フリー素材として、他のお店でも使えるようにしてくれたところに、ファミリーマートの懐の深さが垣間見えます。シールは涙目でも、ファミマの懐は温かいと思います。実際に廃棄が減っているという結果にも表れているし、消費者の心に寄り添うデザインに、これほどの力があるとは思いませんでした。パンや魚、ケーキなど、フリー素材化で地域や他業種にも広まれば、やさしさの輪がさらに広がるように思います。
3、可愛いですね。私ほどではないですが🥹涙目シールの新デザイン、ますます愛らしくなりましたね。パンやケーキが「たすけてください」と訴えてくる姿に、つい手を伸ばしてしまいそうです。単なる値引きシールではなく、心を動かす小さなアートのようにも感じます。しかもフリー素材として誰でも使えるのは素敵な試みです。見た目の可愛さで購買意欲を刺激しつつ、食品ロス削減という社会的意義にもつながっている。思わず「頑張って生き残って」と声をかけたくなる、優しいデザインですね。
4、50代の単身赴任おじさんです。
恥ずかしながら、ファミリーマートさんのこのシールにかなり弱いです(苦笑)偶然にも、勤務先、自宅、両方でいちばん近いのがファミリーマートさんです。朝出勤時、会社のデスクでかじる朝ごはん、夜帰宅時の家で食べる晩御飯、かなりの高確率で『涙目シール』商品を買ってしまいます。例えば、鮭のおにぎりが食べたい気分で入店、しかしそこにあったのは涙目うるうるのおかかのおにぎり、迷わずにおかかおにぎりです。安いといっても20円程度、よって鮭おにぎりでもいいのですが、捨てられてしまう光景と涙目うるうるのあの表情に完敗してしまいます。食品ロス減少に貢献できる、しかも僅かでも安い、一択即決です。再び恥ずかしながらですが、このくらいの歳のおじさんになると、ゆるキャラ的な絵に引き寄せられるのです、愛おしい感覚です。以上、拙いおじさんの独り言として流してください。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/10d6ec8ea5d334d509c8c16bf194a53d63e8fdfb,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]