高市内閣の発足に際し、共同通信が全国緊急電話世論調査を実施したところ、内閣支持率は64.4%と高い水準でスタートしました。この数字は、石破内閣の50.7%、岸田内閣の55.7%を上回っています。特に、日本初の女性首相としての高市氏の誕生により、女性活躍の推進が期待され、76.5%の人々が歓迎の意を示しました。ただし、自民党内の裏金事件で元秘書が略式起訴された萩生田光一氏を幹事長代行に起用したことについては、「適切ではない」との回答が70.

2%に達し、人事運営に関する批判もあります。調査は、固定電話426件、携帯電話627件で行われました。

高市内閣の支持率において、その高い数値は歓迎すべき側面も多いですが、政治の裏側に潜む問題を無視することはできません。萩生田氏の人事起用をめぐる批判が示すように、政府の透明性と説明責任が求められています。このような懸念を払拭するためには、まず政府は一層の情報公開を通じて信頼関係を築く必要があります。それとともに、政党内部のガバナンスを強化し、不祥事の発生を未然に防ぐ仕組みを構築することが急務です。また、公務員倫理規定の徹底や政治資金の流れの透明化を進めることで、国民の信頼を回復する策を講じるべきです。高市内閣は女性活躍を推進すると同時に、政治のクリーン化という挑戦にも率先して取り組むことが、より良い未来を築く鍵となるでしょう。

このような姿勢が、真に国民の信頼を得ることにつながります。

ネットからのコメント

1、やはり「女性初」というのもあると思うけど、個人的には会見で「暫定税率廃止」や「１０３万の壁」等、全てでは無いけど具体的に何を取り組むか。少なくとも「火の玉」「異次元」「可及的速やかに」とただ何となく「やります」というのと比べたら、期待を感じさせて好感がもてました。確かに、派閥の問題等不安に思う点はあるし、今後の働きによっては色々言われると思うけど、今はとにかく頑張って欲しいと素直に思う。

2、共同通信に限らないのですが、メディアが「世論調査」と称して発表するならば、詳細データも同時に公開してもらわないと結果の信ぴょう性、世論を正しく反映しているかがまったくわかりません。回答者の属性（年齢、性別など）と回答者数の属性分布によって結果は容易に変化します。

たとえば、特に影響のあると考えられる回答者の年齢属性について、結果を国民全体の属性に合わせて年齢補正しているのか、していないのか、などを公表する義務がメディアにはあると思います。

3、石破さんの就任時と比べてそんな跳ね上がったんじゃあ、やっぱり高市さんが首相になってよかったのでしょう。その国民の期待に応えるためにも。ずっと掲げてきた強いビジョンを旗印として貫きながら、けれど政策面については現実路線を模索するバランスをとった政治を推し進めていただきたいと願います。

4、私は男ですが、本当に良かったと思います。女性総理や女性閣僚がバリバリ活躍する事で、男性も男らしさという呪縛から解き放たれ、男らしさより自分らしさを追求できる世の中になって欲しいです。と、綺麗事を書きましたが、閣僚の皆様には、男に多めに仕事を振られてきた風潮を刷新し、男女関係なく仕事を負担できる空気感を作り上げて頂きたいです。