今回の取材では、働くシニアや年金生活者の実態が浮き彫りにされました。67歳の男性は、2年前に運送会社を退職したものの、年金のみでは生活に不安を感じ、今年春に再就職しました。彼は友人との飲み会や旅行を目標に働き続けています。一方、89歳の男性は、1日の食費を500円に抑えて暮らしており、週に一度のカラオケを楽しみにしているとのことです。
このように高齢者が生活のために働き続けなければならない現実があることが報じられました。
年金生活者の増加と、高齢者が90歳まで働きたいという状況は、根深い社会問題を示しています。現在の年金制度は、多くの高齢者の生活を支えるには不十分であることが明らかです。年金のみで生活できない高齢者が増えている現状は、制度の欠陥と言わざるを得ません。第一に、年金支給額の適正化が急務です。物価の上昇や医療費の増加を考慮に入れることで、現実に即した支給額を設定することが必要です。第二に、シニアの雇用機会の創出です。高齢者が働きやすい環境を整えることで、彼らの生活支援が可能になります。第三に、地域社会による支援体制の整備も重要です。高齢者が孤立せず、安心して生活できる環境づくりが求められます。私たちが築くべき社会は、個人の努力に頼るのではなく、制度と社会全体で共に支え合うものです。
この問題を放置することは、未来への無責任な対応であり、今こそ行動が必要です。
ネットからのコメント
1、一日500円?年金生活の現実を知ってもらうには・・・高額な給与と、ひと月100万円のお小遣いを頂ける国会の議員さんにこの方と同じ年金額で、ひと月過ごしてもらったらどうだろうか?口で言っても分からないのだから、体験してもらえば少しはどんな思いで生活しているのか理解していただけるだろう。私もタイムサービス狙いに、そろそろ限界を感じてきた。
2、コロナ前なら1日500円も不可能でなかったが、この物価高では、1日500円は栄養価を確保するのが難しいだろう。でも年金も少なく貯蓄も無いなら、食費にそれだけしか回せないなら仕方が無い。ただこれって生活保護以下の生活と言える。
3、89歳の方よりも生活保護者で働ける人は確実にいると思います。その方に是非働いていただき、89歳の方にはもうこれ以上働くことなく、その方の代わりに生活保護を受けてもらい、一日500円の食費をもっと上げて、カラオケも週に2回にしてもらいたいですね。
4、これから更に退職金が無い年収が少なく貯蓄も無ければ年金も微々たる物と言う人が沢山出て来るでしょう。全ては正社員に採用されず非正規を渡り歩くしかなかった。世の中に必要な職で有っても低賃金な人達。自分達も現役時代は何の恩恵も無かったのにやっと少しばかり国がばら撒きをすれば高齢者ばかり優遇と言われ本当に棺桶に入る日まで仕事に行かなければならない世の中になりそう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/dc16662c954f14599a0476a753c5c48d0d493421,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]