高市早苗首相が新たに発足させた政権での副大臣・政務官人事に関し、ジャーナリストの後藤謙次氏が私見を述べた。この人事では、旧安倍派の裏金問題に関係した7人の議員が登用された。具体的には、副外相堀井巌氏、副農相根本幸典氏、副国交相佐々木紀氏、酒井庸行氏、財務相政務官高橋はるみ氏、経産相政務官小森卓郎氏、国交相政務官加藤竜祥氏が選ばれた。
高市氏はこの問題を決着済みとし、「全員に働いてもらいます」と発言、これに対し後藤氏は裏金議員の起用に慎重であるべきとの意見を示した。
選挙での過半数獲得によって首相に就任した高市氏だが、その政権人事には早くも疑問が噴出している。特に旧安倍派の議員に関する裏金問題は未解決として懸念され続けている。問題の本質は、信頼性の欠如と透明性の不足にある。高市氏には、党内の浄化を進め行政の信頼を回復する責任がある。具体的解決策として、第一に、過去の問題に関与した議員の適切な処分と政務からの除外、第二に、独立した外部監査機関による調査実施、第三に、透明性のある人事基準の策定が挙げられる。過去に甘さを見せ、不信感を招いた政府がこれ以上の不祥事を許すことは国民への背信である。公正さを犠牲にしてまで得られる安定は長続きしない。
高市政権には、誠実な改革による信頼回復を期待したい。
ネットからのコメント
1、立憲民主党は、裏金議員を幹事長にしているのはスルーで、自民党は批判するスタンスは凄く不自然、オールドメディアは偏向報道も甚だしい。裏金議員も選挙で選ばれているので、民意ではと思う。政治資金の可視化透明化は必要ではあるが。
2、ここで起用しないと、次もマスコミは同じことを言うよね。高市総理は政権の運命を賭けた博打に出たと言っていい。多くの国民は不記載も裏金も同じ認識であり、それ以上に物価高対策などの喫緊の課題に取り組んでほしい方が優先度が高いのではないでしょうか。
3、それなら立民の最大の要職である幹事長に裏金議員である安住淳氏を起用した野田代表を批判しないのは何故なのか。後藤とスポニチに説明を求める。公明党の斎藤代表は1億円以上の「裏金・脱税議員」。自民党に難癖つける資格はない。立民の辻元清美氏なんか秘書給与詐取で逮捕されて有罪になっている。それでも私は有権者が選挙で当選させたのなら禊は済んでいると思っている。そもそも政治資金問題なんて国民の生活に直結しない。
国民の生活に必要な議論が停滞するだけ。国民生活のことを一番考えていなくて、視聴率と視認率を稼ぐことしか考えていない後藤とマスコミに腹が立つ。野党も裏金のことは不問にするから、サッサと国民生活のための論戦にしてもらいたい。
4、ほんと、理想ばかり言う人多いけどさ、時間的余裕が実際許さないんじゃないか。任期フルはそもそも望めない、うまく行って3年くらいとなると、1年以内にあらかた勝負して結果出さなきゃいけない。こだわっている場合じゃないてとこが本音だと思うよ。あと、また今度なんて、そもそも人生に無いことのほうが多いんだよ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a4c830909dbb620a40b23a458246cd0caecfd606,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]