牛久麻衣さん（仮名）は今年の年末年始に、実家に帰省せず、兄の子供たちにお年玉を渡さないことを決断しました。背景にあるのは、家族との距離感に対する麻衣さん自身の価値観の見直しです。義姉の「猫には気を遣うのに、姪や甥には関心がない」という言葉が心に響き、家族の価値観の違いを強く感じました。麻衣さんは、猫も含めた夫婦の生活を自身の家族と捉え、親戚との伝統的な関係よりも、自分たちの選択を優先することに決めました。

調査結果も、年末年始を自宅で過ごす人の増加を示しており、そうした傾向が社会全体に広まっていることが裏付けられています。

この話は、麻衣さんの感情をもとにしています。家族間での価値観の違いや期待が生む不満を感じている方には共感できる部分があるでしょう。人間関係において、周囲の期待や伝統に縛られがちです。しかし、現代の家族や個々の価値観は変化しています。麻衣さんが選んだ道は、彼女自身の幸せを見据えており、家族との関係を持続的に改善する一歩とも言えます。親戚付き合いのあり方を変えるのは容易でないですが、心地よい生活を優先するのは大切です。自分たちの幸せを追求しながらも、時には関係を見直すことができる勇気を持ち続けましょう。お互いを尊重した新たな家族の在り方を模索することが、自分らしく生きる一助になります。

ネットからのコメント

1、独身の叔父、叔母が沢山います。私は「姪っ子」として小さい時から沢山可愛がってもらいました。私に子どもが産まれると、我が子を孫のように可愛がってくれるので嬉しく、親戚にも頻繁に会わせてあげたくなります。お小遣いをくれたりプレゼントもらったりしますが、お返しに車で一緒にどこかに連れていってあげたり、ランチをご馳走したり。持ちつ持たれつ。損得勘定はなし。可愛がってもらったぶん、言われなくても有事の際にはできる限りのことをする心づもりでいます。

2、良く子どものいない人は、「準備しているから、誰にも迷惑をかけない」と言われます。私は子どもがいますが、子どもに老後何かしてもらおうとは、もちろん考えていません。でも、退職後健康な状態で介護施設にでも入らない限り、独り身になれば、入院や施設手続きなど、まだ日本という国は、血縁者に連絡がいきます。友人はもう既に60歳近い。ほとんど交流のなかった叔母（80歳）の手続きがかなり大変だったそうです。しかも、お金が無いと、最悪血縁者が施設費用負担もあり得ます。

若い時に散財しておいて…と、愚痴っていました。迷惑をかけないと言うなら、健康な時に全て完結しておいてほしいです。

3、実家に帰るのは宿泊もするのだろうか？もてなす側は布団や掃除や料理などもあるし母親も世話になっているならこのお年玉の額はケチと言われても当然。相応の負担をしているのか？そうでないなら来なくなって義姉はほっとしているだろう。身勝手な人間は無理に付き合わない選択も良い。正直母子共に似ている性格なのだと思ってしまった

4、病院で働いています。子どもがいない老夫婦は、親戚に何かしら頼らざるを得ない状況が出てきます。今は動けているので大丈夫でしょうが、将来のためにも夫婦お互いの親戚付き合いはしておいた方がよいと思います。将来、甥っ子や姪っ子が、おじさんおばさんの保証人になったり、着替えなどを運んだり、同意書のサインを求められたりします。今だけでなく、歳をとってからのことも考えておいた方がよいと思います。