元世界3階級制覇王者の中谷潤人が、スーパーバンタム級への転向初戦で判定勝ちを収めました。この試合は、無敗のWBC世界同級10位セバスチャン・エルナンデスとの対戦で、一進一退の接近戦から3-0で判定勝ちを得たものの、体格差のない相手に苦戦し後退するシーンが見られました。この試合では相手の手数と馬力に押される場面があり、体格のアドバンテージがない中での新たな壁を感じる内容でした。

次戦は5月に井上尚弥との試合が予定されており、フィジカルの強化が求められるとされます。

中谷選手が新たな階級での初戦に苦戦したことは、チャンピオンとしての期待が高い中での厳しい現実を映し出しています。しかし、階級の壁という現実を直視することは、彼のさらなる成長のきっかけともなるでしょう。300字を超えるボクシング人生でこれまでも多くの挑戦を乗り越えてきた彼なら、必ずや新たな階級に適応し、強くなって戻ってくると信じています。この経験を糧に、次回の試合で一皮むけた姿を見せてくれるよう応援しています。練習やフィジカル面での改善策を見つけることで、彼の持つポテンシャルを活かし、再び頂点に立つ日が来るでしょう。頑張ってください、次回の試合を楽しみにしています。

ネットからのコメント

1、パンチがヒットしても相手がひるまず前進を止められなかったですね体格面ではバンタムの西田やクエジャルも同じくらいでしたが、突進力とタフさがまるで違いましたフェザーならともかくスーパーバンタムでこれほどパワー不足になるのは意外でした井上尚弥戦に向けてパワーがつかないとワンサイドになってしまいそうですがどこまで改善できるか見ものですね

2、確かに今回は中谷選手は苦戦した。エルナンデス選手は、距離を縮めてサンドバックを打つみたいに連打を放って来た。そして、その手を休めることなく、走って追ってくる。しかし、ショートレンジのパンチばかりで、相手をぐらつかせるほどのクリーンヒットは出なかった。このタイプは、中谷選手でなくても本当にやり難い相手だと思う。ふとこの試合を観て頭をよぎったのは、尚弥チャンプならこのエルナンデス選手をどの様に倒しただろうかと言う事。果たしてKOで倒せただろうか。

3、エルナンデスの中谷研究がハマったんじゃないか。至近距離でやられたら中谷のリーチや強烈パンチが活きないだろうみたいな狙いが体現できていたと思う。中谷としてもかなりやりにくそうだったし。猪みたいに突き進んでくるタイプの相手+スタミナ管理に関しては課題収穫だったのでは。

4、中谷は接近戦にも自信を持っていたからねある程度接近戦になっても技術で打ち勝てる自信があったのだと思う。それがパワーやタフネスに押された。これも階級の壁かなと思う。戦績通り相手も強かった。

井岡の最近の二試合みたいだった。技がナチュラルウェイトと力に押された。確かに、中谷の商品価値は下がったかもしれないが、ボクシングには相性の問題も大きいので、井上とやって必ず負けるとは言えない。この階級で一番井上を負かす確率の高い相手はやはり中谷じゃないかな