2023年10月19日、東京赤坂の個室サウナ店で火災が発生し、夫婦が死亡しました。夫の拳には皮下出血が見られ、扉のガラスには叩いた跡がありました。夫が妻を守ろうとしていた可能性が示唆されています。個室サウナのドアノブが内外ともに取れていたことが分かり、タレントの長嶋一茂はサウナ室のドア設計の再検証を提言しました。通常、木製の扉は湿度や乾燥の影響で膨張収縮するため、閉じ込められないよう工夫されるべきであると指摘しました。

この事件は、公共施設の安全対策の欠陥を浮き彫りにしています。特にサウナという高温高湿度の環境では、ドアノブの存在が危険を招くことがあることが明らかになりました。まず、サウナ室の設計基準を見直し、ドアノブが取れることのない安全設計を徹底する必要があります。さらに、緊急時の脱出手段を保障するために、自動開閉装置や緊急押しボタンを導入することも検討すべきです。最後に、個室サウナや類似の施設での定期的な安全チェックを義務化し、一刻も早く実行に移さなければなりません。この悲劇は、私たちが安全への配慮を怠った結果であり、今後の社会が抱えるべき課題を顕在化させたといえるでしょう。各施設は安全性を最優先に考え、より良いサービスを提供する責任があることを再認識すべきです。
ネットからのコメント
1、サウナ用のドアノブが無いドアは量販品ではないから高いんじゃない?量販タイプの安いドアにして、取っ手が金属だと熱いから木製取っ手に付け替えた。
とにかく客の生命なんてどうでもよくて、サウナが意識を失ったり危険な設備を運営している意識が欠如していたんだと思う。サウナ付きのジムに行きますが、清掃スタッフが30分に一度くらい見回りに来ている。非常ボタンを押す間も無く意識を失う事もあり得る。非常ボタンの電源を落とすなんてもってのほか。受付に誰もいない、火災報知器が鳴っていると通報が近隣の方なんてもつてのほか。捜査が進んで日毎に分かる管理体制が酷過ぎる。だけどサウナの設備について管理指導する体制もバラバラで、こんな状況でも違法ではないらしく、こんな痛ましい理不尽な事が起きて初めてサウナを巡る安全性が軽視されていたと気がつく。ドアからして法律で決めないと。個室サウナは更に怖いです。
2、通常サウナ室のドアは断熱性が高い木製ドアだと思う。写真を見るとサウナ室を出たらすぐにシャワーがあるようなので、シャワーがかかっても良いアルミのドアにしたのかアルミドアだと熱くて触れないから、ドアハンドルだけ木に取り換えたのかも?それにしても非常ボタンの電源を切っていたのが、一番悪いだろう。
3、今回の事故は、ドアノブも問題だったかもしれませんが、非常ボタンの電源を何年も前から入れてなかったことも重大事故になった要因かと。非常ボタンが作動していれば、ドアノブが壊れても命を落とすことはなかったかもしれない。だって何か非常事態を知らせるための非常ボタンなんでしょ?電源入れないって…運営側は何のための非常ボタンだと思っていたんだろうか…。もしかすると誤作動が多かったのかもしれないが、であれば誤作動を改善するべきで、電源を切ることではない。
4、浴場やサウナに限らず体調変化を起こしやすい場所、スタッフの目が行き届かない個室完備の施設では、建具や警報装置、避難誘導などに対して、殊更に配慮が必要だと思う。個室ではないが、チョコザップや24時間ジムなどもスタッフの人件費削減が優先され、安全面が確保されていないと感じる。AIで利用者の体調不良や災害を検知し、スタッフが駆けつけるとされているが、もし電気系統や通信に不具合があれば、その安心は担保されるのか…。今回のドアノブや非常ボタンはそれらと比較できないほど杜撰極まりないが、すべての施設で、機械のみに頼らずアナログで脱出できる避難経路を周知徹底させるなど、複数のリスク対策を取らないと似たような事故は起きる気がする。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8f94f6c30b1cd13a85404eb19ea1b954963eccb0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]