中国の国連大使は、国連総会の会合で高市首相の台湾有事発言について、再度撤回を求めました。傅国連大使は日本が台湾で過去に多くの犯罪を犯したと非難し、「日本は侵略の責任を真摯に反省し、台湾問題に関する政治的約束を遵守すべき」と述べました。また、日本の挑発的行動を直ちに停止し、誤った発言の撤回を要求しました。これに対し、日本の山崎国連大使は中国の主張を反論し、意見の相違は対話を通じて解決されるべきだと主張しました。
中国側は15日にも安全保障理事会で発言の撤回を求めており、日本批判を続けています。

この国際的な言論の交錯は、根深い問題の一端を示しています。主権国家としての発言を、他国からの圧力で制限されることがあれば、それは外交の本質を損ない、各国の独立性が脅かされる危機を招きます。国際関係における歴史問題を引き合いに出すことは、しばしば精神的な対立を生み、本質的な問題解決から遠ざかります。具体的な行動として、まず歴史認識の共有や、文化、教育面での相互理解を深める努力が必要です。また、定期的な外交対話を公式に設け、相互の誤解を解き、建設的な関係構築に努めることが求められます。国際社会は、対立を単なる非難で終わらせず、解決に向けての一歩を踏み出さなければ、その価値は損なわれてしまいます。
ネットからのコメント
1、中国共産党はウイグルでの人権侵害や国際法を無視した南シナ海での侵略的行為を棚に上げてよく言えたものです。最近は制裁のようなことをすると自国へのダメージも大きいことが分かったからか、このような告げ口のようなやり方が目立ってきてますが、日本は毅然と反論の上、台湾問題も含めた中国の独善的な行動こそが世界の平和・安定に深刻な影響を与える、という事を国際社会に訴え続けてもらいたいです。
2、国連の場の使い方に苦笑せざるを得ない。植民地主義反対という議題と直接関係の薄い台湾問題や日本批判を持ち込み、政治的非難の舞台として利用している。現代の安全保障発言に戦前の統治を結び付けるのも論点のすり替えだ。中国の強い言葉とは裏腹に、発言撤回を引き出せていない現状は、国連の場での主張が外交的成果に結びついていないことを示している。総じて、この件は「高市発言そのもの」よりも、中国が国連で繰り返す外交手法の限界を示す事例といえるでしょう。
3、中国政府による日本に対する内政干渉。並びに中国大使による目に余る虚言と暴言。即刻、中国政府の非をみとめ日本政府へ謝罪、大使他、関係者の即時処分・更迭。
本来、日本が求める当然かつ最低限のライン。
4、その要求に応じれば、自ずと要求や日本への言動がエスカレートするのは火を見るよりも明らかな事だと率直に思います。専守防衛で長年 不戦を貫く事と、他国の領土・領海だけに留まらず、パトロールと称しては東京を目指すかのように日本を威嚇する国に言われる筋合いなど微塵も無いと言えるのではないんじゃないんでしょうか。言っている事とやっている事が滅茶苦茶な現状で自分たちで立場を悪くするだけに過ぎないのを全く理解していないと言われても当然でしょう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/03d652981d2452a2e958706957b9232b9293ddae,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]