国連総会の会合で、中国の傅聡国連大使は、日本の高市首相が台湾有事に関する国会答弁を行ったことを非難し、発言の撤回を求めました。これは、国連総会で1960年に採択された「植民地独立付与宣言」65周年を記念して開かれた会合です。中国は、日本が過去に東南アジアを侵略し、植民地支配を行ったと指摘し、高市氏の発言が国際秩序を覆す試みであると批判しました。
これに対して、日本の山崎国連大使は中国の主張を根拠がないとし、日本が戦後平和を追求し続けていること、また防衛戦略が専守防衛であることを強調しました。

中国による日本批判の陰には深い歴史的な背景と、現代の国際政治の複雑な力学が絡んでいます。このような批判は、両国間の過去の歴史を誤解の上で利用し、現在の外交政策に悪影響を及ぼす恐れがあります。高市首相の発言は、台湾有事を巡る懸念を表したものであり、戦争の挑発行動ではありません。今後、国際社会において確実に平和を維持するためには、過去に囚われず、現在の協力と対話を重視するアプローチが求められます。具体的には、歴史教育を通じた相互理解の促進、国際会議での対話の強化、さらには多国間の安全保障枠組みへの参加が有効です。国際秩序の安定は、過去の重荷を乗り越え、未来に目を向ける国々が協力することで実現可能です。
ネットからのコメント
1、何度も訴えようが相手にされていない中国批判すればするほど矛盾が生まれ、振り上げた拳を下ろす事が出来なくなってきている日本はこれからも冷静に反論を続け、世界に日本の意見を発信するべきまた、これを機に脱中国を行い、他国と経済も軍事も協力関係を築いて行けば良い
2、「遺憾」思い通りにならず心残りに思うことや、期待した結果が得られず残念に思う気持ちを表す言葉です。自分の行動を釈明する際や、相手の行動を非難する際にも用いられます。だそうだ。外務省は大臣が代わったからかわからんが、「遺憾」等とは言わず、ハッキリ否定、それも即座に、という流れになってきていたのだが、またぞろ元に戻ってしまった感がある。ハッキリと、「主張には根拠がない」「日本としては全く受け入れられない」「訂正を求める」とか、強く言えないもんかね、と思う。
3、この中国の独り相撲ぶりを見て、国内の高市発言批判派はどんな顔をしているものやら。やたらとマスコミに露出する連中は微妙に主張の方針を変えたようで笑える。橋下や舛添なんかは特に顕著だ。
中国依存を減らす方向にかなりの業界が流れつつあるようだし、結果論ではあるが高市は最小の労力で最大の結果を出したことになるのかもしれない。これに慢心(あるいは満足)せずに外国人問題へのより強い対応を願いたいところだ。良い流れが生まれたのだから、活かしてゆくべきだろう。
4、山崎大使は、なぜ中国の悪行非道振りを個々具体的に説明しない。中国は、核ミサイルを増産し核戦争の危険を招き、南シナ海、東シナ海では他国の領土を侵略し、チベット、ウイグルでは民族浄化、発展途上国では債務の罠を仕掛け支配しようとしている。ロシアに並ぶかそれ以上の悪行非道ではないと主張すべきだ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4466dc6ba6305e0fbeaec7bfde7ac40e6c7fffa0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]