埼玉県三郷市の市議会にて、関根和也元市議（45）が職員に対する威圧的な言動を理由に除名され、その後失職した事件が発生しました。関根氏は、議員としての活動中に市職員に暴言を吐き、威力業務妨害の疑いで書類送検されました。市議会は12月3日、懲罰特別委員会にて関根氏の不誠実な態度を報告し、さらに除名処分を決定しました。関根氏はこの決定に異議申し立てを行い、県に審決を申請しました。

地方自治法に従い、自治紛争処理委員3人が意見書を作成し、処分の取り消しや棄却について知事が決定します。この事件が地域社会にどのような影響を与えるか、注目されています。

関根和也氏の市職員に対する暴言や威圧的な態度は、公共の場における振る舞いとして不適切であり、社会の期待に背くものでした。このような行動が許容されると、職場環境の安全性と品位は大きく損なわれる可能性があります。この事件にはいくつかの制度的な課題が浮き彫りにされています。現職の議員に対する適切な監視と制裁が不足している可能性があり、市議会の見直しが不可欠です。また、関根氏による異議申し立てが処理されるまでの間、被害を受けた職員の心理的サポートを強化することが必要でしょう。さらに、市議会の透明性を確保するため、倫理条項の強化も考慮すべきです。

このような暴言・威圧の事例が発生すればするほど、公共の信頼が失われ、地域全体の風紀が乱れることに繋がるため、早急な対応が求められます。市民と職員が安全で安心して働ける環境の構築が、今後の課題となるでしょう。

ネットからのコメント

1、なぜこういう議員が多々生まれてくるのか・・・おそらく国会議員と違って、地方議員は住民の注目度が極めて低いことが問題だと思う。また立候補者も少なく競争率も低いため、ある種立候補したもの勝ちみたいな側面が強いのではないだろうか。そろそろ現在の地方議会について抜本的に見直す時期に来ているような気がします。

2、ここのところの議員の質を考えると、有権者の投票がいかに重要で無責任な投票が悲劇を生むこと判ってきた。まだまだ、そこかしこに問題のある議員が存在しそうで、安心できないかな。

3、此れは除名を受けた議員によるハラスメント行為です。自分は議会の対応を支持します。この方の行いには正義はありません議会が職員を守ったと言う事ですね。どうも最近ハラスメントによる問題が散見されます、首長や議員に当選した人にはハラスメント講習の受講を義務付けた方が良いと思います。

4、普通この手の決議は全会一致。しかし退席者が３人も居られる。その退席の理由を知りたいですね。だが如何なる理由があるにせよ仮に乱暴な態度に至る挑発行為があったにせよ、こういう人は市政に関わるべきではなったですね。