首相官邸の幹部が、日本の核兵器保有について個人的な意見として言及したことが報道されました。この発言は、米国の核抑止力に対する信頼性の問題に関連してなされたものですが、核兵器不拡散条約（NPT）との矛盾があり、実現が困難であるとも指摘されています。政権内で核保有について議論は行われていないとされていますが、弁護士の伊藤和子氏は高市政権への不信を表し、このような発言には批判を強め、幹部の更迭を求めています。

彼女は、日本を戦争、特に核戦争に巻き込まないことが政治の最低限の責務であると強調しています。

現状の核保有の議論は、一触即発の危険性を持つものです。日本が唯一の戦争被爆国であることは、核兵器保有の検討に際して慎重さを求められる理由の一つです。核兵器不拡散条約（NPT）との矛盾、国際的な信頼の毀損、そして戦争の危険性を飛躍的に高めるこの発言は、無視できるものではありません。政府は即刻、担当者を更迭し、核に関する安全保障政策の見直しを行う必要があります。まずは、外交によって平和的な安全保障を強化すること、国際協力を通じた核兵器廃絶への取り組み、そして教育や啓蒙活動による平和意識の向上が必要です。これらの具体的な行動を通じてこそ、真に安全で平和な日本を実現できるのです。政府の無責任な発言は、日本の未来に対する誠実な責任を欠いていることを痛感させます。

ネットからのコメント

1、ロシアや中国の言動を見ていれば、日本の安全保障が脅かされていることが良く分かる。それを外交だけで解決出来たら苦労はないし、解決できなかったから今の不安な世情がある。だからこそ、どうやったら日本国民の安全を確保できるか、聖域なく議論すべきと思う。感情論に流されるだけでは何の解決にもならない。

2、弁護士という人種には、最近不信感を抱くことが多い。国を守る行為に対する反対意見を推し進めてきた結果、こうしたメディアも含めて着実に外国、特に中国からの軍事的、経済的進行を好き放題にさせてしまった。大手のテレビ局の上層部を韓国の人たちが占めていたり、軍事的に重要な地域にある土地を中国企業が日本人の顔をして購入していたりと、かなり危険な状況にあると思う。平和平和と叫んでいる内に、静かに侵略されて行くのを黙って見ている時期ではないと思う。

3、核戦争に巻き込まれないからウクライナのように戦争に巻き込まれるのは容認するのか？大前提として戦争は駄目だ、平和的に話し合いで解決できれば理想です。ですが周りを見ていただきたい、日本の周りは中国・北・ロシアと核をちらつかせて恫喝する独裁国家ばかりです。

核は一つの選択肢として、これ以上何かあれば持つぞ位は言ってもいいのではないか？もちろん核のない世界が理想ですが空論だけで生き残れるほど現状は甘くないです。

4、今の状況で過去に捉われて議論すらしないよりも、一つの防衛のあり方として協議する必要は感じますけどね。日本政治の悪い面、専門家や識者のみの一本釣りの政策決定は今の時代に合わない。目的は国民の命、財産を守るという観点で可能性を排除して欲しくない。