今月、中国は日本の領海への進入を再三行い、南シナ海ではフィリピンとの緊張が一際高まっています。JNNの取材では、フィリピン沿岸警備隊の警戒活動に同行し、南沙諸島のサビナ礁での緊迫した瞬間を捉えました。この地域はフィリピンの排他的経済水域内に位置しますが、中国海警局の船がフィリピン船を追尾し、無線警告を発しました。さらに、この日にはフィリピン漁船が中国の放水砲によって被害を受け、漁師3人が負傷しました。
この直接的な衝突は、フィリピン側が民間人への被害として非難し、中国はフィリピン側の行動が自国の主権を侵害していると反論。過去には経済的威圧もあったことから、中国の海洋進出の背景には複雑な政治的要因が絡んでいます。

中国の南シナ海での振る舞いは、その地域に住む人々の安全を脅かし、国際社会に不安を与えています。フィリピンと中国の間で繰り広げられる主権争いにおいて、すでに多くの衝突が発生しており、今回の事案は新たな火種となり得ます。中国が自国の主張を押し通す姿勢は、地域の平和と安定を破壊するものです。この問題の根底には、国際法を尊重しない国家間の力の均衡が欠如しています。まず国際社会は、この案件を国際的な議論の場で取り上げ、中国に対して国際法を順守するよう圧力をかける必要があります。フィリピンは、外交的手段を強化し、他国との協調による安全保障の改善を図るべきです。
また、ASEANの枠組みを利用して、地域住民の安全と経済活動の保証を目指すべきです。さらに、技術と情報の共有によって、監視能力と迅速な対応体制を強化することが求められます。国際的に法律に基づく秩序を確立しなければ、海域の緊張はますます激化し、無辜の民間人の安全が脅かされ続けるでしょう。
ネットからのコメント
1、>2012年、スカボロー礁の領有権をめぐる対立が深まると、中国はフィリピン産バナナなどの検疫を遅らせ、実質的に輸入を制限したほか、フィリピンへの観光を規制。経済的な打撃を受けたフィリピンは緊張緩和に動いたものの、結果的に中国の海洋進出をエスカレートさせたとの指摘もあります。結局コレなんですよね。中国相手に譲歩したところでそこに付け込まれるだけ。弱みを握られれば常に脅されるリスクが付きまといます。平然とダブスタを繰り出し我が物顔にふるまう国には、多国間の連携で封じ込めが有効、これを機にどんどん協力を深めましょう。
2、これを見れば国防がいかに大事な事が分かりますね、備えて居れば遅らせる事は出来る自分はフィリピン駐在の時に政変と米軍撤退を見ていたけど、保守の市長さんは本当に心配していた、噂ではフィリピンの共産ゲリラのスポンサーがかの国で米軍撤退の政策をアキノ大統領が進めた時の米国の制裁も日本の制裁も報道されなかったけどかなりのダメージを与えてました今になって思う事は米軍が居なくなるなら武力攻撃を受けるです韓国、アフガニスタン、フィリピン明日は我が身
3、中国はやりすぎた。あまりに多方面に敵を作り過ぎなのではないか。イギリスでは大使館問題や香港からの移住者をイギリス国内で追い詰める暴挙に出ている。さらに中国国内の人権問題などが最注目され、中国に覇権を握られる恐ろしさを世界に示してしまった。もはや近隣国だけではない、自由主義国家全体の敵となっているのではないか。ロシアとともにサプライチェーンから外し、世界の再構築を図るべき時になっているような気がする。
4、近代史において中国が大国相手に戦争を仕掛けた例はない。一方で日本はロシアだろうとアメリカだろうと圧倒的国力で勝る相手でも戦った。中国はそんな日本が怖いのですよ。だから軍国主義の復活だと慌てふためいて国連に訴えている。米国の安全保障上、フィリピンも台湾も沖縄も中国を封じ込める為に絶対譲れない。第一フィリピンにしろ沖縄にしろ米国が多大な犠牲を払ってまで戦い同盟国にした国、トランプは商売人だから当てにならないとかそんな次元の話ではない。大統領が変わろうと米国の安全保障上譲れないラインなのです。台湾有事は米国有事。
すなわち日本有事なのです。日米などに曖昧にさせたまま、なんとか台湾を侵略したかったのに、高市総理にハッキリ言われて焦って、国連にまで訴えている。日本怒らせると怖いよと思わせるくらいで丁度良いのです。中国が米国相手に戦争出来る訳ないのですか。日米同盟を強固にし防衛力を高めるという方針で良い
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/68ff4e60b103754e5750fe33e89f7e0ad869a13b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]