2023年12月16日、国会内で高市早苗首相と維新の吉村洋文代表が党首会談を行いました。会談では、吉村代表が連立の絶対条件とした衆議院議員の定数削減法案が審議されず、臨時国会が終了したことが主な議題となりました。会談後、高市首相は「自民、維新が協力して成案を得ることで合意した」と発表しましたが、吉村代表は法案が審議されなかったことを残念とし、審議を行わない野党に不満を示しました。
ネット上では、「やるやる詐欺」や「成果ゼロ」といった批判的な声が上がっています。

この会談とその結果には明らかに問題が潜んでいます。政党間で合意された法案が審議すらされないという状況は、国会の機能不全を如実に示しており、これが国民の信頼を損ねています。最大の問題は、立法過程の透明性と効率性の欠如です。これは与野党双方の意見の対立だけでなく、制度的な欠陥によるものです。まず、全ての政党は法案の緊急性と必要性について共通の理解を持ち、議論の場を設けるべきです。また、国会運営の見直しを行い、審議の迅速化を図るために具体的な戦略が必要です。第三に、国民に対して政治の透明性を高めるための広報活動を充実させることが求められます。公平で機能的な政治プロセスは社会の信頼を築く基盤であり、変革が求められています。
ネットからのコメント
1、率直に言えば、「改革」を掲げて連立に入った政党が、何一つ結果を出せないまま責任転嫁に走っている姿に見えます。絶対条件としたはずの議員定数削減法案は、審議すらされないまま国会が閉幕。それでも連立は維持され、挙げ句の果てに「不満は野党にある」と論点をすり替える。これでは改革ではなく、政略連立の延命です。本気で定数削減を通す気があるなら、野党の同意を得るための丁寧な制度設計や調整が不可欠だったはずです。にもかかわらず、「1年後に自動削減」といった乱暴な手法を前提にした時点で、合意形成よりパフォーマンスを優先した戦略の甘さが露呈しています。自民は「先送り」で時間を稼ぎ、維新は「やった感」を演出する。結果として、国会も政治も何一つ変わっていない。ネットに広がる冷ややかな反応は、国民がすでにこの構図を見抜いている証拠でしょう。
2、この人も保身か。政治家は言葉に責任を持たなくてはならない。どうあろうと、結果にコミットしたのであれば、単純に連立離脱もしくは自分が引責すべきだ。高市さんは約束果たしたはどうでもいい。
あなたが国民にした約束はどうなったのか。全く批判ばかりで自省の言葉すらない。あれだけ選挙を通じた民意である政治と金の軸をずらしてまでセンターピンで絶対条件と強弁しておきながら、理由があれば達成しなくても良いものだったのか。他責とする姿勢そのものが誠意無く全く信用できない。目力と語気の強さでもう騙されまい。
3、ポイントポイントで怒ってみせていたけれど結局自民党の希望通りのところに着地。しかも高市さんのせいではなく野党がいけない…か…。さすがにちょっと吉村君の言葉全てを信じるわけにはいかないね。維新の国会議員団に怒りを見せたり自民党のやり方に異を唱えることが多すぎた。まるで「自民党のやりたいように思わってしまうことへの言い訳を前もってしているみたいだ」と感じていた。あの頃から、もしこれで議員定数の国会審議が不調に終わったら最初かの出来レースと、そのための前振りの言い訳に見えちゃうだろうな、と思っていたらその通りになった。維新と自民の連立政権、どこを信じろと言うのだろうか?
4、気持ちいいほどに高市さんの手のひらでコロコロされていますね。
まあ大阪の自民にとってはこうやって維新が間抜な所、自分からさらしてくれている事に、拍手喝采でしょう。次の選挙大阪での維新の天下がどれだけ続くのか。正直今の段階ではすでに取り込まれている感じがひしひし感じます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/911c2385594341d8705e11f7b0cccc7f8880fae1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]