ジャーナリストの田原総一朗氏(91)は、X(旧ツイッター)で自身のニュースレター配信を告知し、高市早苗首相とその政権について批判を展開しました。田原氏は、高市政権が提案する国家情報局やスパイ防止法を日本の民主主義に対する脅威とし、高市氏の意図がデモクラシーを欠如させた国家への変革を目指しているのではないかという危惧を表明しました。
また、高市氏の発言から民主主義に対する明確な理解が見えないと指摘し、高市への批判に対する「反日」や「売国奴」呼ばわりの風潮を恐れると述べています。さらに、自身が出演したテレビ番組での暴言により厳重注意を受け、謝罪した経緯もありました。

田原氏の示す警戒感は正当であると言えます。民主主義の根幹である表現の自由と政府の透明性が脅かされる状況は異常です。情報局やスパイ防止法の設立は、国家の安全を理由とした不透明な権力の行使を許す危険性を持っています。まず、政府が市民に対して開かれた議論の場を設けることが求められます。次に、これらの法案に対する徹底した監視と批評を行う機関が必要です。そして、国民が声を上げるための教育と支援を強化することが不可欠です。民主主義とは、多様な意見が交わることで成長するものです。
その価値観を軽視する姿勢が広がれば、日本の自由と権利は危うくなるでしょう。これこそが、過去に学び、未来への責任を果たす機会です。
ネットからのコメント
1、田原さんは、高市総理のことに関しては何も言わない方が良い。と言うか、田原さんは謝罪会見も何もしないで、また開き直るかのように発信しているのはどう考えても失礼だし、考えられません。 高市総理に対して、人として絶対に言ってはならないことを言っておきながら、未だに発信を続けるその心理が理解出来ない。
2、田原総一朗氏が高市政権の「彼女の口から民主主義とは何かと言ことを聞いた事が無い」と批判するが、政治評論家、また、それに基づいた公正公平な立ち位置としての司会者、評論とは何かを田原総一朗氏から聞いた事が無い。
3、どうして、国家情報局を設置すること、スパイ防止法を制定することがデモクラシーに反するのでしょうか。全く理解できません。多くの民主的な先進国が、同様の制度、法を持っており、それらの国は、民主主義ではないと仰りたいのでしようか。権威的主義の国家から国益を守るためにも必要かことと思っています。
4、田原はかなり偏向した思想を持っておりジャーナリストを自称していますが偏向した番組出演の為のソビエト、中国に対する忖度は酷かったです。偏向した番組の中で出演者を怒鳴りつけたり、主張を遮ったりして大声で自らの歪んだ主張を繰り返していました。この者には反省という文字はないのでしょう。昔、小林よしのりさんの漫画の中で兵を虐める鬼軍曹で描かれていました。田原が戦前、招集されていたら下級兵を怒鳴りつけるだけでなく鉄拳制裁を繰り返していたと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/53f60440cf86e103c40c765a57c5d05b0c47e46e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]