巨人は12月22日、元ロイヤルズ3A選手のボビー・ダルベックの獲得を発表しました。30歳のダルベックは主に一、三塁を守り、2019年の「プレミア12」にも米国代表として出場しています。元メジャーリーガーの高木豊氏は、ダルベックがメジャー挑戦で穴を開けた岡本和真に代わる存在になれるかという議論に対し、「なりません」と断言。

指摘された課題としては、「インサイド投げてくると引っ張り切れない」ことがあり、NPBで成功するためには内角球に対する対応が必要とされています。一方で、メジャーよりも平均球速が遅いNPBでのホームランの可能性も示唆されています。新たな戦力としてチームがどのように機能するかが注目されています。

ダルベックが岡本和真の代わりにはなれないという指摘は、巨人という球団の戦略的な構造の欠陥を示している。ヒーローを外部から一人だけで補うというアプローチは、過去にも多くのチームが失敗してきた定型的な誤りだ。最も大きな問題は、選手個人にチーム全体の未来を託そうとする考え方にあり、これが計画の整合性を損なう原因になる。

具体的な解決策としては、まず既存の選手たちの強みを活かした役割分担が考えられる。例えば、複数の選手で打線の多様性を高めることができれば、プレーの幅が広がる。

また、監督やコーチが選手に適応できる戦術を強化し、内角球に弱いというダルベックの課題には個別の指導を施すべきだ。最後に、長期的な視点で地元出身の若手育成を進め、次の岡本を育成するというビジョンを持つことは欠かせない。

選手個々の力に依存するのではなく、チームとしての一体感や協力の価値を再認識し、自らの文化を磨き上げるその姿勢が、真の成功への鍵となるだろう。

ネットからのコメント

1、そりゃ岡本の代わりになる方が難しいやろ。それだけ岡本は凄い選手。でもその穴を少しでも埋める為に似たタイプを補強していくわけで。それはどのチームでも同じ。寧ろ市場に出てる助っ人野手では全然良い選手だと個人的には思う。令和に入ってから巨人ヤクルト阪神が優勝したけどやはり生え抜きの4番がしっかり活躍したし助っ人の力も借りつつ主軸の生え抜きを育てるのがベストかなと。ダルベックは面白い選手だと思う

2、そもそもMLBや3Aで欠点のない選手なんか普通は日本に来ない。ダルベックと同じように3AやMLBで空振りの多かったキャベッジは成功している。

結局大事なのは日本にどれだけ適応できるか、そして日本の野球に適応しようという努力が出来る選手かどうかだと思います。

3、どうなんでしょうね。そもそも弱点がなければNPBに来ないと思いますので。。。基本的に長距離砲は弱点があったとしてもそこに『連続で』投げ込めるのはエース級です。つまり、苦手は仕方なし、得意や普通のコースをいかに打ち損じなく打てるかができるだけで全然違うと思う。昔で言うブライアントのような打者なら万々歳ではないかな

4、蓋を開けてみないと分からないと思いますけどねただ近年は外国人野手で大当たりのケースがめっきり減りましたねやはり円安の影響なのか一流選手はMLB挑戦してしまう以上、ファイターズのレイエスクラスの活躍する外国人選手が増えないと面白くないので各球団のスカウトとコーチ陣にがんばって欲しいですね