10月15日正午頃、東京・赤坂にある5階建てサウナ店「SAUNATIGER」の3階で火災が発生し、川崎市幸区の美容室経営者・松田政也さん（36）とその妻でネイリストの陽子さん（37）が死亡しました。捜査によると、サウナ室のドアノブに後から付け替えた形跡があり、動作不具合が見つかりました。ドアノブは外れており、ドアは開かない状態だったため、夫婦は閉じ込められたとみられます。

非常ボタンも押されていたようですが、事務室の受信機は電源が入っていませんでした。捜査中の業務上過失致死の可能性は、設備の不備が事故の原因とされています。夫婦には幼い娘がおり、仲間やお客からも好かれていたという悲劇的な状況です。

この事件は、明らかに公共の安全に関わる深刻な問題を浮き彫りにしています。サウナのドアノブが後から付け替えられ、動作不良を起こしていた事実は、設備管理と安全対策の杜撰さを露呈しています。ドアノブが外れていたために夫婦が閉じ込められ、非常ボタンが機能しなかった状況は、想像を超える悲劇です。このような事故を防ぐために、私たちは次の3つの解決策を考えるべきです。まず、サウナ施設は基準を超える安全設備の設置を義務化し、定期的な点検を行うことが必要です。次に、非常ボタンやドアノブに対する安全規則を法的に厳しく設定し、施行することで、同様の悲劇を未然に防ぐことが重要です。

最後に、顧客の安全を最優先に考えた施設運営を義務付け、その実施状況を第三者機関が監視し評価する制度を設けるべきです。この事件を通じて、私たちは人命の重さとそれを守るための責任を深く考える必要があります。公共の安全を犠牲にした利益追求は決して許されるべきではありません。

ネットからのコメント

1、ドアが開かなくなり、非常ボタンも反応しなくなった結果、熱中症になりそうになったのだろう。最終手段としては火災警報器だったのだろうが、これは諸刃の剣で、自分が窒息する可能性がある。ドアを壊すしか方法がないが、ドアが頑丈ならそれも仕方なかったのか。こんな恐ろしいサウナには入りたくない。今後、似たケースに出会ったらドアノブを調べてから入ろうと思う。

2、この店にはプライベートでサウナに行く人もいないんだろうないろいろ有り得ない事ばかりだもん非常ボタンも義務はないっていってるけど人が100℃前後のところに入っていて個室でどうなってるか分からない状況なんだから普通心配で気になるからやるよね適当すぎるだろ小さい娘さん残してこんな亡くなり方するなんて気の毒すぎて許せない殺人事件として捜査してほしい

3、先日夜のニュースで同じ目に遭って生還した方が話していたのは、そのサウナ店も非常ボタンは作動せず、その方はドアを押して開けるタイプだったが向こう側ですのこが一部はね上がってそれがドアにかかり開かなくなっていたそう。サウナストーンを火傷しながら握りガラスを一点集中で叩き続けて割れたので助かったそうですが、全身火傷のような状態で救急車で運ばれたそうでした。実験でも全く割れない強化ガラスが7回目位に急に割れました。石のとがった部分で根気よく叩くか投げると良いようです。どこも非常ボタンを作動させてないのは命取りになりますね。非常ボタンでなくてもスタッフとすぐに話せるボタンを付けるべきです。

4、自分が行くサウナのドアは引戸や開き戸タイプで全て木製のドアで取っ手があるタイプ。ドアノブは無い。仮に金属製のドア、ドアノブにするとサウナの熱であり得ない位、金属が熱くなる。だから事故のあったサウナはドアノブだけ木製に交換したんだろう。本来の使い方ではないから故障したんだと思う