韓国政府は、次世代高速列車EMU-370の技術開発成功を公表し、2030年から試験運行を開始するとしています。この高速列車は時速370キロメートルで走行し、韓国で現在最も速いKTX-青龍より50キロ速いです。この技術開発には政府や民間企業が合計225億ウォンを投資し、走行抵抗、振動、騒音などに関する核心技術の開発に成功しました。
商用化されればソウル~釜山間の移動が1時間50分に短縮され、全国が事実上「2時間生活圏」に入ることが期待されています。この進展が国家均衡発展や輸出基盤構築にも寄与すると予想されています。

韓国の次世代高速列車技術の開発成功は評価すべき成果ですが、これを本質的に分析すると、いくつかの課題があります。まず、高速鉄道インフラの整備とそれに伴う安全基準の厳密な適用が必要です。技術の進歩のみが強調される中、安全性の確保に対する具体的なアプローチが果たして十分か、疑問は残ります。次に、開発資金の管理透明性や費用対効果も検証されるべきです。技術が商用化される際の利益配分について、公私間の公平な対応が求められます。解決策として、試験運行時の安全基準強化、透明な資金管理のための監査システム導入、そして地域住民と連携した開発計画推進が考えられます。
技術の進歩が重要な成長機会として認識されるべきですが、その影には安全性や透明性という価値の対比を忘れてはならないでしょう。
ネットからのコメント
1、なぜ先行した日本が320km/h以上出さないのか知らないのか?車両の問題では無く、車輪の摩耗・レールの摩耗・空気抵抗・安全性など多くを含め、商用的にも理論的にも最適なのが320km/h以下であるからだ。車両のパワーの問題では無い。そんなのかなり前に、400km/h以上なんて日本もヨーロッパも到達してる事だよ。
2、KTXは日本の新幹線に比べて揺れや振動が大きいようですから、車両本体の改良だけではなく、安定走行させるためには、更なるロングレール化や枕木・バラストの質の向上も重要なのではなかろうか。更に、軽視されがちだが、メンテナンス技術と職場モラルの向上なども課題になってくるだろうと思う。
3、中国みたいに広い国土なら多少速度が速い方がいいとは思うが、国土の狭い国では速く着くことにどれだけメリットがあるかなと思う。日本でも早くなったといえども数分の違いだし、それよりも安全に運転することが、遅れや事故を防ぐ大事だと思う。
狭い国土でそんなに早く着いても列車の本数が少ないと、何にも意味がないと思う。それよりも適度な間隔で乗りたい時間に電車があることが乗客にとってはありがたい。JR東日本の連結器外れの件も完全に信頼されているわけではないし、乗客に提供するのはそれを教訓にすれば速度の向上より、安全性と正確性、乗り心地だと思う。
4、1位2位が中国と韓国か日本の新幹線もスピードだけを考えたら簡単にだせるが、安全や周辺への騒音問題等を考えてだしてないだけ私は日本そしてフランスやドイツ台湾の新幹線に乗るよ
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/691174f6d256d9bee8330a7466d171d8dab5d173,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]