近鉄大阪阿部野橋駅の構内にある新聞・雑誌のスタンド売店2店舗が10月25日に営業を終了しました。昭和の時代から親しまれてきたこの売店は、スマホの普及により売上が減少し、近畿の駅構内では最後のスタンド売店でした。1日の乗降客数14万人を誇るこの駅には1階と地下に計2店舗がありましたが、1963年以前から存在していたとみられています。
運営会社「親栄会」は38年間にわたり店舗を管理してきたものの、コロナ禍で売上が落ち込み、「残念ですが、時代の流れでしょうか」と石原社長が語りました。閉店に際しては常連客や従業員から惜しまれる声が上がり、店頭には感謝の言葉が交わされたり差し入れが渡されたりしました。

この閉店は、時代の流れによる避けられない変化の一つです。人々がスマホを使って情報を取得するようになり、伝統的なメディアを取り巻く環境が急速に変わっています。対面での買い物や販売員とのコミュニケーションが失われることは寂しく悲しい現実ですが、これもまた新しい時代の一部です。常連客や従業員の間に築かれた人間関係の温かさを忘れず、次のステップを考える機会にするしかありません。どんな変化が訪れても、過去の思い出は心の中に生き続けるでしょう。
これからの時代に、新しい形で人々が繋がれる場所ができることを願います。日々の小さな交流を大切にし、未来に希望を持って進んでいきたいですね。
ネットからのコメント
1、昔ながらの駅売店のメリットは決済スピードの速さ。現金オンリーでレシートも出ないが、購入、支払いの一連の流れが5秒もあれば済むので、時間の余裕がない出勤時は助かる。今、主流のコンビニ形式の駅売店はレジに並ぶ時間があり、ポイントカードの受け渡しがあって、レシートの発行まであるので、混雑時は相当待たされることになる。その為、出勤時に確実に購入したいと思えば、その時間も計算に入れて、少し早めに家を出なければならない。昔のように、多くのサラリーマンが出勤時に日経やスポーツ紙を買う時代ではなくなっており、時代の流れで仕方ないところではあるが、貴重な販売チャネルが消えていくのは残念でもあります。
2、1990年は、梅田の出店販売の立ち退きで問題になった位ですが、時代の変化ですかね。さらに、電子化も大きいですが、「そもそも」新聞を読むことが少なくなったのもありますかね。
こうした売店の閉店で、販売部数の減にも、歯止めが掛からないだろう。支払ですら電子化、素早い購買も既に出来なくっているが、しかし今まで、よく残っていたとは思う。
3、スポーツ新聞の発行部数も最盛期比7割減、という話も今年ありました。そういうとうちでも今年、2週間ほど停止する機会に一般紙の購読辞めましたわ。別に不便も感じないですから、もう紙の時代ではないのでしょう。コンビニでもかつては夜は夜で夕刊紙というか、夜に並ぶものもあったのに、そういうとほとんど並ばなくなった。かつては駅のスタンドといえば平積みと、らせん状に立てた一般紙やスポーツ紙が場所を占拠してたのに。遠い過去の風景になりました。
4、阿部野橋で見かけたことがないな?と思ったら夕方からの営業なんですね。どうりで午前中にしか使わない自分が知らないわけだ。時代の流れではあるけど、こうやって昭和の風景も一つずつ消えていくのですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ec7e0de5fb5d18b395d664c65a6f1d3e256111fb,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]