今年10月に開催された大相撲のロンドン公演は20年ぶりの海外公演で、多くの注目を集めた。人気力士翔猿(33)は4勝1敗で殊勲賞を受賞し、現地メディアでも「フライングモンキー」として紹介された。しかし、彼の裏の顔にはパワハラ疑惑があり、4人の付け人が彼の下を去ったとされる。具体的には、付け人への激しいぶつかり稽古や暴言、無視、さらに金銭的な搾取が報じられている。
相撲協会の調査の有無についても不明確なままである。

翔猿による一連の行動は、大相撲界の持つべき倫理観を著しく欠いている。まず、彼の行為が常態化していたことは、組織全体の管理体制の不備を露呈している。相撲協会がこの問題を放置している状況は、協会の信頼を損ないかねない。これは相撲界全体の大きな問題として捉えるべきである。解決策として、第一に内部告発制度の整備と徹底化が不可欠である。第二に、第三者による定期的な監査と透明性のある報告を義務付けることで、組織の腐敗を防ぐ必要がある。最後に、加害者に対する具体的な制裁措置を適用し、再発防止を徹底することが重要だ。相撲が国技としての誇りを持ち続けるためには、今後も適切な改革を進めていく覚悟が求められる。
ネットからのコメント
1、こう言う事があからさまになると、そりゃ新弟子として入門しようとする若者がなくなりますね。
過去に亡くなった北の湖理事長が暴力で亡くなった若い力士の家に謝罪に行った事がニュースになりましたが、改善されてないですね。人気力士であろうがなかろうが、厳しく対処すべきと思います。ハラスメント無くす事は大切ですが、三つ子の魂百までの例えの通り、子供を育てる過程で思いやりや正し見識等を徹底して教えるべきと感じます。
2、角界なんて昔からこんなもんで、閉鎖的かつ社会的な常識なんて皆無の世界。確かに時代に流されず伝統を守る事も大切な事だとは思うけど、頭の中が昭和のまんまで体育会系特有の悪しき習慣は脈々と受け継がれている。大体、言い方悪いけど『相撲でしか』メシが食えないような人間が、若ければ中学卒業間もなくとか高校中退とかで入門して、まぁ大して勉強も出来なきゃ社会の常識なんかも持ち合わせず、先輩方も多分に漏れない人間で形成されてる『部屋』に入門し、限られた人間関係の中で生活してんだからそりゃこうもなる。特に親方の資質は大きいよね。問題のある部屋はしょっちゅうじゃん。中には立派で常識的で弟子にもきちんと人間教育をする親方もいるだろうけどさ。
問題児を面倒見切れないんなら弟子として取るなよと思う。これで国技だとか神事だとか言い張ってんでしょ。国の品位を蔑ろにしてるし神の威厳を損なってるよね。
3、前から彼の「暴力」は、報道されてましたね。事実なら、傷害罪です。一般企業、公務員なら、懲戒免職です。「国技」を貶める犯罪です。「神事」である「相撲」を汚す行為です。厳正に調査し公表すべきです。有耶無耶にすべきではありません。「有耶無耶」にするなら、「神事」とは言う資格なしです。事実でないなら、協会として名誉棄損で告訴すべきです。白黒つけるべきです。
4、協会にしっかり事実関係の確認、調査を求める。場合によっては本人の処分、相撲協会の公益認定取り消しなど重い処分も必要と思う。しかし、相撲界はハラスメント、暴力、いじめなど問題が無くならない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/22e30be106385cd4c1ed3065d0967962a1694c96,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]