村上宗隆内野手がヤクルトからポスティングシステムを利用して米国のホワイトソックスと契約を結びました。契約日は日本時間2021年11月22日です。契約内容は2年間で総額約52億7000万円、契約金は約1億5700万円です。2026年の年俸は約25億1000万円、2027年は約26億7000万円です。さらに、活躍次第でMVP受賞や新人王獲得などにより年俸が増額されるインセンティブがあり、最高で約7850万円が加算されます。
マイナー降格拒否権も付帯され、立場の保障があるほか、専属通訳や航空運賃の払い戻しもあり、選手としての待遇が手厚くなっています。

村上宗隆の契約に見られるのは、日本の若手選手が海外での活躍を目指す際の挑戦と適応の姿です。ホワイトソックスとの契約は、将来の可能性を開く好機である一方、年俸やインセンティブの規定を見る限り、トップ選手としての期待がかかっています。最も注目すべきは、マイナー降格拒否権の付帯です。若手選手が海外に挑戦する際、安定した立場を確保することは大きな不安要素を取り除く鍵です。人才が長期的に育つためには、環境の安定が不可欠です。そのため、この契約においては、選手保護と同時に自由度を持たせるべきです。現状を踏まえると、日本の選手が海外で活躍するための道筋をより明確にし、スポーツ界全体の支援システムを強化することで、彼らが安心して挑戦できる環境を作る必要があります。
長期的な視点で見ると、国際的な舞台での成功が日本のスポーツ界の姿勢や価値をさらに向上させていくでしょう。
ネットからのコメント
1、1億8000万ドルの予想まで出ていたので驚きだった。予想されたビッグクラブからも事前のネガティブ評価もあり長期契約のオファーはなかったのかも。村上は結果を出し2年後はまだ27歳だしそこで大型契約を狙うことにしたんだろう。ホワイトソックスならPS狙いというより個人成績に特化できるし出場機会も増える。常勝が使命なビッグクラブより過度なプレッシャーがなく良い選択、契約だったのでは。
2、この年俸は村上が日本での8年間で稼いだNPBトップクラスの年俸を上回る。予想とか引き合いに出される年俸が桁違いなだけで、十分なアメリカン・ドリーム。これを足がかりに、さらに飛躍していってほしい。
3、要するに、退路は断った、前に進むだけという契約ですね。新人王などのインセンティブも全部もぎ取って、2年後の長期契約に向けた戦いの始まりです。シカゴは春先寒いですが、日本人も多く、安全ないい街だし、日本食レストランも大型のアジアンスーパーもあるので、食のストレスはかなり少ないと思います。
違うチームとはいえ鈴木誠也選手がいるのも心強いでしょう。いい選択だったと思える2年を期待しています。
4、MLB公式サイトでも「年平均額はこれよりも低いがもっと長期の複数年契約のオファーも得ていたが、だがそれを蹴って2年契約に決めた」と報じられてますね。ホワイトソックスは優勝争いをする球団ほどの即戦力要求はなく、我慢して起用できる余裕があるのは事実。ビッグクラブに行って初動でつまずきマイナーに落ちるより、メジャーで腰を据えてレギュラーを掴み、2年後に大型契約を狙うという判断は現実的だと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9aa7d07c27d47925a0c4de4d3f16223c7a1714cc,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]