角田裕毅が来季からレッドブルのリザーブ兼テストドライバーに降格し、これにより日本人ドライバーがF1から完全に姿を消しました。日本ではF1離れの懸念があり、SNSではチケットキャンセルやサブスク解約の声が見られます。しかし、日本GPの観客数や2026年のチケット完売状況から、日本人ドライバーの不在がF1人気に直接影響する懸念は少ないように見えます。

日本のF1人気はホンダの復活と新たなファン層開拓によって支えられている可能性があります。また、次の日本人ドライバー育成に関しては、ホンダとアストンマーティンの協力体制が鍵となりそうです。

角田裕毅の降格により、日本のF1人気が揺らぐ可能性がありますが、ホンダのF1復帰や映画の影響、地上波放送の復活による新たなファン層の開拓が進んでいることから、日本のF1文化は回復の兆しを見せています。しかし、角田の降格で若手ドライバーの育成が課題となり、ホンダの今後の育成方針が不透明である点は懸念されます。ホンダとアストンマーティンがドライバー育成まで協力を拡大し、若手の育成プログラムの整備や、国内モータースポーツの底上げが必要です。また、日本国内でのF1教育プログラムやサーキット体験イベントの充実も求められます。

この危機を好機と捉え、日本のモータースポーツ界全体を盛り上げるための革新が期待されるべきです。日本がモータースポーツの文化をさらに深化させ、若手育成を加速させることで、未来に向けての基盤を築く時が来ています。

ネットからのコメント

1、『謎現象』ってことはないでしょう。鈴鹿に行くとわかるけど、日本のファンはあらゆるチームのコスプレしたり応援グッズを持って、贔屓のドライバーや中にはチームスタッフまでも応援することが世界でも有名になっています。角田くんだけを、ホンダだけを応援するのではなく…もちろん中にはそういう人もいるでしょうけど、多くの人はF1そのものを楽しむために行くのだと思います。

2、日本GPの指定席完売は、角田の降格発表より随分前に完売しているし、DAZNのサブスク解約が多数発生しているのも、角田の去就には関係なく、単に来季にF1中継しないことが公表されたからだと思います。客観事実を捉えずに憶測や結論ありきで記事を書いて発信するのはいかがなものかと思います。

3、謎でも何でもなく、角田君の離脱前にチケットは発売されているのだから例年通りだろう。

今年もチケット購入したが売るつもりも無い。多少はキャンセルも出るだろうが、モータースポーツを５０年近く見てきた身としては日本人ドライバーがいなかった時期は何度もあった訳で、単純にＦ１が好きだから行き続けているだけだし来年はレギュレーションが大きく変わる初年度だからどうなるのか楽しみだ。

4、ホンダはもう1チーム供給先を増やして育成を乗せたいところ。障害はいつ撤退するか読めない点と、ギアボックスはチーム任せの点。メルセデスもフェラーリもギアボックスごと供給出来ることを考えると中堅以下のチームでギアボックス開発し内製することはチームの技術力、資金面で厳しい。