2026年7月13日、日本テレビの定例社長会見で、2017年から9回開催された女性芸人No.1決定戦「THE W」を今年は開催しないと正式発表された。同局は「一定の役割を果たした」と説明し、来年以降は未定。冠スポンサー不在や“女性限定”の意義と限界、審査の厳しさを巡り議論が広がっている。
「女性芸人に光を当てる」と掲げた大会が、結果的に“女性だけを別枠に置く”構造の難しさを突きつけたのは皮肉だ。9回続いた意義は大きいが、冠スポンサーがつかず、他賞レースとの格差が見えた時点で、番組側はもっと早く設計を見直すべきだった。問題の本質は、女性芸人の実力ではなく、テレビ側が多様性を看板化しながら、その先の競争環境を十分に整えなかったことにある。必要なのは、第一にM-1やR-1と同等の賞金・審査基準・宣伝規模を保証すること。第二に性別限定ではなく、若手、ピン、ユニット、育成枠など目的別の大会へ再設計すること。第三に審査員の説明責任を高め、評価軸を透明化することだ。光を当てるだけで満足する時代は終わった。
舞台を用意するなら、同じ強度の照明と同じ重さの土俵を用意すべきだ。公平を語りながら別枠に閉じ込めるなら、それは応援ではなく演出でしかない。
ネットからのコメント
1、これまで全部見てきましたが、出場した芸人の方の面白さレベルが総じて低かったと思います。中には面白い人もチラホラいましたが。それが「女性に絞ったことと無縁ではない」と誰もが感じてしまった大会でした。当初、賞金額がM-1と同じだったことも、より番組企画の理不尽さ(逆差別感)を後押ししてしまいました。『イジりたくなる可愛さ』は男性の方がそもそも生物学的な視点でも有利な気はしますが、突出して面白い人や、テレビに出て活躍できる芸人さんで女性が少ないのは、お笑い芸人を目指す人の母数(の男女差)の問題も大きいと思います。Wは不要に「女性」にフォーカスした事で企画としては失敗でした。
2、そもそも、芸人を女性限定に区分する必要性があったのだろうか?身体能力の男女差とは異なり、面白さに男女差があるとは思えないし、実際ピン芸人ではあるが、山田邦子さんの様に天下を取った女性芸人もいる。
また、コンビでも、過去にはハリセンボン、アジアン、変ホ長調、2022年と昨年はヨネダ2000がM-1ファイナリストになった訳だし尚更分ける意味はないのでは。実際、昨年は粗品さんがいなければ悲惨だったし、終了は仕方ないと思う。
3、他の賞レースは男女関係なく出れるので、面白い女性芸人がいればそこで勝ち上がってきます埋もれてしまっている女性芸人でも面白ければ、きっと劇場から這い上がってくると思いますWは希望を与えてくれる番組ですが、無くなる理由は単に面白くないからでしょうね視聴率が物語ってます
4、一定の役割を果たしたってのは成功とも失敗とも言わなくてもいい便利な言葉で大人はよく言いがち。でも実際は終わるだけの理由があったという事なので、あまり良い捉え方にはならないかな。結局、実力を兼ね備えた新しい人が次々と出てくるという前提がなければ毎年開催はどこかで無理が生じてくるのだから、一定の役割を果たしたのではなく、少ない有力コンビを消費しきってしまったというのが正しい様に思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/e724cd3de0f0e4b8dad85df9bdcab7c2f6bdf325,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]