埼玉県熊谷市で12月16日にオープンした「ドン・キホーテ」の新業態「Re:Pr!ce（リプライス）」は、コンビニほどの広さで美容と健康に特化した店舗です。この店では、化粧品を中心に約2000〜3000点の商品を展開しており、美容液やスキンローションが最大92%オフで販売されています。店舗では韓国コスメの購入者も多く、商品が驚きの安さで提供されています。

その安さの理由は、メーカーやブランドの余剰在庫をまとめて仕入れることで特価商品を実現している点にあります。メインターゲットは30代から50代の女性で、この新業態が成功すれば、全国展開も視野に入れています。

この店舗の開店は喜ぶべき出来事であり、特に女性の買い物客にとっては大変魅力的な選択肢が増えました。それにもかかわらず、もっと根本的な視点を持ちたいところです。大幅値下げは消費者にとって嬉しいことですが、裏側には過剰生産や過剰在庫という業界の課題が潜んでいます。これらの活動が環境や経済に与える影響を考慮する必要があるかもしれません。また、こうした価格競争が地域の中小店舗にどのような影響を及ぼすかも懸念されます。建設的な競争の維持と、持続可能な消費社会の構築を目指し、いくつかの施策が必要です。

例えば、余剰在庫の管理を改善する工夫や、地域産業との共生を図るプログラムの導入、そしてサプライチェーン全体の透明性を高める取り組みが考えられるでしょう。このような観点を意識することで、企業と消費者が共に持続可能な未来に向かうことが可能になるのです。

ネットからのコメント

1、最近のドンキは昔ほど安いなーと思うことがなくなっていたから、この新業態店舗は昔のドンキの元気いっぱいイメージが復活したような感じがしていいですね。女性向け店舗なので男性向けの新業態店舗もやってくれると嬉しいな。しかしここまで安くできるということは、今までいくらで仕入れて、いくらで売ってたんだよとなりますね。

2、ドンキの元担当者ですが、こうゆう激安で売っているものは基本的に大量在庫を抱えて売れ残ったものや倉庫に埋もれていた商品を安く出しているだけです。基本的にメーカー小売価格からの割引率で表示しているので、安く見えますが売れ残りの商品達に価値を感じるのであれば買えばいいと思います。

3、食品ロスや季節商品の入れ替え商品をメーカーや問屋から安く仕入れて定価より安く売る。

このようなお店は全国的にも増えてほしい。これまでも小さな規模のお店はあったけど、ドン・キホーテのような大手やネームバリューのある企業がやる意味はある。これまでのディスカウントショップの仕入れのやり方だけど、食品の消費期限前や型落ち、季節物のような商品はこれまでも無駄に廃棄されている。今の時代、そうそう廃棄して終わりでは済まない。廃棄するにも費用と労力が必要。燃やしたりするにも無駄に二酸化炭素を排出するし、燃料を消費する。メーカーや問屋、商店やスーパー等も消費者も本当に無駄なく使い切る消費にしなければならないと思う。

4、こうやって、新業態のニュースで、ドンキだったら、さらに激混みになりそうな感じ。ほぼコスメだけとは言え、コンビニ位の大きさの店舗なら激混みだと思います。駐車場があるのかどうか分かりませんが、あれば駐車場にも入れないでしょう。後は、割引率はどうか本当のところは分かりませんが、安定してそういう商品がリリースされるのかどうかにもよると思いますけれども、ドンキホーテなら、それなりに商売として成立するとは思います。