中国の王毅外相は、2023年10月12日から16日までアラブ首長国連邦、サウジアラビア、ヨルダンを訪問し、これらの国々に対して日本の高市総理の発言に関する批判を表明しました。高市総理の台湾問題についての発言に異議を唱え、中国の内政への干渉を断固反対すると述べました。さらに、訪問先の3カ国は「1つの中国」の原則を支持し、中国の国家統一を実現するという立場を明らかにしました。

王毅外相はこれまでも同様の批判を他国の外相との会談で繰り返しています。

このニュースは、国際関係と外交の観点から見るべき問題です。まず、日本が台湾問題に関心を示すことを内政干渉とする王毅外相の発言は、両国の外交関係が緊張していることを浮き彫りにしています。このような状況は、東アジア地域の安定にも影響を及ぼす可能性があります。

背後にある問題の本質として、通信交通手段が発達した現代において、国際的な問題が一国の内政問題にとどまらないという現実があります。台湾問題のような重要な国際問題に対する意見表明が干渉と受け取られるのは、国際社会における対話の欠如を示しています。

解決策として、1)日中両国がそれぞれの立場を理解し、直接対話の場を設けること、2)第三国が調停役として対話を促進すること、3)国際機関を通じた問題解決の枠組みを活用することが必要です。

この問題は、一国の内政にとどまらず、国際的な協力と対話が不可欠であることを改めて示しています。国内問題として片付けるのではなく、広い視野での共通理解と協力を目指すべきです。

ネットからのコメント

1、中国共産党の一党独裁国家がどういうものかをきちんと国連で言わないからである。あの香港を見れば一目瞭然であることを、一国二制度を約束してイギリスから香港が返還されたが、二制度は無くなり一制度になった野党だった民主党は解散の破目になり、いわゆる野党は存在しなくなりもはや中国共産党一色となった現在の香港です。良かれと考えて違う意見を言えば逮捕されるという恐ろしい香港は今やどうしようもない国になってしまった。だから台湾政府に頑張ってもらい民主主義をますます発展してもらいたいものである。

2、日本政府はそろそろ「台湾は中華人民共和国建国以来一度足りとも中国に実行支配された事がない」と世界に向け大々的に発信すべき時に来ていると思う。恐らく大半の国々は中国が「1つの中国」を言うからには1度位は台湾を実行支配した事があると思ってるはず。

逆に言えば、普通の国なら実行支配した事もないような地域の領有権は主張するという事はしないから当たり前だが。中国がここまで反日的な活動を続けるのなら、日本も真実を世界に向けて発信すべき。どうせ関係が拗れているのたがら、今が絶好のチャンス。

3、中国が全世界に対して日本の非を唱えて騒げば騒ぐほど、中国の異常な行動が明るみに出て「中国は何をやってるんだ？いやいや、よくも日本を悪く言えるものだ・・・」となるだけ。高市総理の発言は日本国内で日本の野党が仮定の話を持ち出して「可能性の有無」を問われたため「そりゃ、可能性はゼロじゃないでしょ？」と答えたもの。そして中国が自国の軍拡を棚に上げて「日本が再軍備に走り始めようとしている！」と「告げ口外交」をすると同時に、実際に日本本土近くで中国軍による執拗な示威行動を繰り返し、挙げ句の果てにレーダー照射だ。 当然、世界各国は「いつ、何処で？」も含めてその詳細を確認しただろう。そして露・北を除く殆どの国は唖然としたはずだ。如何に「公海上での軍事演習」と取り繕ったところで、「いやいや、これは日本本土の直ぐ側じゃないか！軍事演習をそんなところでやるか？中国側による危険な挑発行為だ」と認識される。

4、なりふり構わずになってきましたね今までの外交が思ったようにならなかったということ！日本を批判し陥れるつもりが、日本の正当化を証明してしまいましたからね。渡航禁止も日本国民は喜び中国人観光客以外からは静かさが戻り美しい日本になったことで再び訪れてくれるようにもなった。すべてが裏目…Payに更迭されるのも時間の問題かもね