東京都台東区の上野動物園にいる4歳のジャイアントパンダ、シャオシャオとレイレイは、来年1月下旬に中国へ返還予定です。この決定は、台湾有事をめぐる高市早苗首相の発言で日中関係が悪化している背景と関連すると見られています。返還の発表後、16日には上野動物園に多くの人が集まり、最大でシャオシャオが4時間、レイレイが3時間の待ち時間が発生しました。
また、和歌山県白浜町の「アドベンチャーワールド」でも4頭が既に返還されており、日本国内で飼育されているパンダは上野の双子だけになっています。国際政治学者である舛添要一氏は「パンダが中国外交の道具として利用されている」と指摘しています。

この問題には、日中間の政治関係がパンダの貸与という動物外交にどのように影響を与えるかが如実に表れています。文化交流や友好の象徴とされる動物たちが、政治的な工具として扱われる現状には深い疑念を抱かざるを得ません。まず、日中間の環境保護協力体制を強化し、パンダ借受におけるルールと透明性を確立することが必要です。次に、文化交流に政治を介在させない仕組みづくりが求められます。そして、長期的には、国際的なレンタル動物の取引きに関する倫理基準を設定する国際協議を推進することが解決策となるでしょう。
このように道具化された動物外交は、一時的な利益かもしれませんが、真の友好を築くには無益であると知らしめなければなりません。
ネットからのコメント
1、>> 舛添氏「日中関係の変化に合わせて、パンダも中国外交の道具として使われる」であるなら、日本側からパンダ貸与を求めるべきではないと私は思うし、ほとんどの普通の常識を持っている日本人もそう考えるのではないだろう。日本の国家としての安全保障・外交と、日本にパンダが居るか居ないかは、全く次元が違う問題だ。もし、高市政権が中国側にパンダ貸与を求めれば、経済対策の失敗以上に、必ず支持を失うことになる。高市政権は、そんなことは百も承知だし、そもそもやる気も皆無だろう。日中関係悪化はしばらく続かだろうが、今しばらく、日本は我慢のしどころだと私は思う。
2、そもそも特定の動物に対する扱いに 強い疑問を持つんだがね。おくりこんだもとは、ロバを白黒に塗って『シマウマだァ!?』って大きな話題を提供していた。クマを塗れば良いとは言わんが、パンダなどは無くても困らないどころか、余計な捨て金が無くなる。
パンダは確か、白黒熊猫だったかな? ネコなら日本に居るし、三毛などは、更に茶トラの毛まで持っているモノも居るし。しかも飼育はコストがユーザブルで 家でも飼える。ネコで良いじゃん。
3、SNSもなく実物を見に行くしかない昭和でもあるまいし、パンダごときのために国の判断を変えていられるか。そもそも、高い金(税金)を払って、繁殖で増えた分も返さなきゃ行けない状態でレンタルすることを喜んでいるのがおかしい。
4、そんなにパンダ要るか?全く興味が無い。横浜や都内に延べ35年近く住んでいるが、パンダを見たのは就職で上京して直ぐの頃に友人と東京見物と称して上野動物園に行った一度だけ。今回の返却に熨斗代わりにヒグマとツキノワグマを付けて返してやれば良い。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2a216dc309151421269592737efa95b151c98c66,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]