元テレビ朝日社員の玉川徹氏がコメンテーターを務める「羽鳥慎一モーニングショー」で、議員定数削減に否定的な意見を表明しました。自民党と日本維新の会が合意し、今国会での成立を目指すとされたこの法案は、見送りとなり、来年の通常国会での実現を目指すことが合意されました。玉川氏は、人口比で考えると日本の国会議員数が少ない方に属している点を指摘し、これ以上の削減が国民の声を届かなくする可能性があると懸念を示しました。
また、歳費の1割削減を提案し、議員職を「おいしくない職業」にすることで、世襲議員の優遇を防ぐべきとしました。氏は定数削減より歳費削減の方が合理的であると述べています。

議員定数削減案は、民主主義の根幹を揺るがす問題だ。理由も不透明で、国民の声をより少ない議員で代表するという理屈は無理がある。日本の議員数は他の先進国と比較して少なく、さらに削減すれば、民意が十分に反映されなくなる。歳費削減により、議員の職業価値を見直す方が賢明だ。さらに、世襲議員の台頭が制度を歪めている現状があり、新たな政治参加者を阻む原因ともなる。具体的には歳費の削減、選挙制度の見直し、議員活動の透明性向上が有効策だ。試みるべきは議員の価値を見直し、真の代表を選びやすい環境を整えることだろう。民主主義は国民の意志で形成されるべきであり、削減ありきの議論はこの根本を脅かしている。
ネットからのコメント
1、テレビで他の人が議員削減で地方議員の数が減ることになると地方の声が聞こえづらくなると言われているが、今現在それぞれの地方議員はそれぞれの地方の現状や地方の声をきちんと政府に届けられているのか疑問だと言っていた。今の地方議員が届けられてなければ結局地方議員が減っても現状は変わらないのではないかと国会で与党が政治を動かして、他の議員ははっきり言うと何をしているのかよくわからない。会議などでは与党の法案に対して文句ばかり言って、ではどのようにしたら良いのかまでは意見されてないように思う。ヤジや居眠りをする議員など本当に税金で給料払っているのにそれに見合う仕事をしてくれているのか疑問に思う。今回の政策で議員が減っても、たいして節税にならないと言われているが、予算に比べたらたいした額でなくても、国民から強制的集められた税金です。1円でも無駄にしないで欲しいと思う。
2、議員定数削減によって国民の声が届きにくくなるという理屈は理解できるが、普段から与党批判を繰り返しているコメンテーターの発言は反対の為の反対と思われるだけで説得力が有りません。
そして、玉川氏の考えとは別に議員定数の削減を支持する国民が多いという世論調査結果が出ており、だからこそ立憲民主党の野田代表もかつて議員定数の削減を主張されていたのだと思います。最近気になるのが、先の参議院選挙の選挙期間中に本来であれば公平であるべき立場のマスコミが特定政党の選挙結果に影響を与える様な報道特集を組んだり、時事通信のカメラマンが支持率下げてやると叫んだ事でも分かる様に、現在の内閣の支持率を下げる為の報道を繰り返している事。これは第4の権力であるマスコミによる世論誘導であり、権力を持つ勢力が世論を故意に誘導する様な動きは戦前に軍部が世論を誘導したのと同様に危険な行為なので止めた方が良いと思います。
3、まあしようがしまいが今はどちらでもいいです。安全保障とマクロ経済に比べたら些末な問題ですので。それよりも共産党の山本氏や自民党の岩屋氏や石破氏のような中国共産党の味方を思われるような人たちの当選を防げる選挙制度の確立の方が重要でしょう。
4、そもそも国会議員に全国一般国民の生の声は届いておりません。
届いているのは一部の声で、しかも日頃政治に関する批判的な声が大きい人の主張が届いている。もしくは、真面目な議員がいる市町村では私が知らないだけで議員が困りごとがないか、各家庭や人が集まる場所で情報を集めていて、国会議員に会った際に取りまとめて、あるいは忖度して、または都合の良い様に話してくれている。事も一部であるのかもしれません。あとは各SNSで一部の方の書き込みなどチェックしている議員もいるでしょう。しかし、現状実際には、地方議員にすら会う機会すらない、一生でも話す機会すらない大多数の一般国民の生の声は届いていない。届いてこなかった。というのが現実なので、ぶっちゃけ人数の問題ではない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1f875e778d42b4706c6ee7119337d1a689e3a375,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]