2023年10月20日に、ABCテレビの「教えて！ニュースライブ　正義のミカタ」で、日本保守・島田洋一政調会長が、高市早苗首相の裏での発言を暴露しました。吉村洋文日本維新代表が衆院議員定数削減法案を臨時国会で提出したが審議されずに反発したことを受け、島田氏は高市首相がこの法案について「猿芝居だ」と評したと語りました。高市氏は電話で「今年中に法案が通ることはない」と述べており、定数削減の本気度には疑問の余地があったとされています。

吉村氏はこれに反発し、高市氏が本気で取り組んでいると主張しました。結果として、定数削減法案は成立しない見通しで議論は続いています。

この事件は、日本政治の現状と制度に対する深刻な批判を考える機会を提供します。まず、高市首相の発言には、政治の虚飾が蔓延していることを露呈する異常感があります。議員定数削減の法案が実施されない背景には、与野党の利害関係が錯綜し、政治改革が後回しにされる制度の欠陥があります。この問題を解決するためには、まず透明性の高い議論の場を設け、国民が納得できる形での政治改革を進めることが重要でしょう。その次に、議論の進行を阻害する利害関係者への厳しい監視が必要です。最後に、法案成立のプロセスを迅速化する仕組みを整えることも考慮すべきです。この事件を通じて、政治家が真摯に制度を改善し、国民の信頼を取り戻す必要性を改めて感じざるを得ません。

巧妙な政治劇に振り回されることなく、改革への実効性を追求する姿勢こそが求められるでしょう。

ネットからのコメント

1、島田氏の発言の真偽はさておき、会期末まで2週間を切った段階で定数削減のような重要法案が成立し得ないことは、常識に照らせば明らかです。この成立不可能なスケジュールを承知で連立合意に盛り込んだのであれば、その進め方はあまりに無策でしょう。もし、最初から通らないことを前提にパフォーマンスとして怒りを演出していたのであれば、それは国民に対する極めて不誠実な振る舞いです。「目指す」という言葉を逃げ道に、本音を隠すための建前として合意を利用していたのだとすれば、それは予定調和の「猿芝居」と批判されても仕方ない。政治改革を掲げながら、実際には実現性のないシナリオで時間を浪費し、互いの立場を守るための演出に終始しているのであれば、政治への信頼は失墜するばかりです。言葉のレトリックで誤魔化すのではなく、なぜこの短期間で成立させようとしたのか、その戦略の不在について誠実な説明を求めたいところです。

2、議員定数削減を今年中に決められる思っているの吉村さんだけなのでは?12月5日いきなり法案を出し、今年中に決められるわけ無い事は殆どの国民も理解していると思います。

そもそも議員定数を削減する理由を吉村さんは国民が苦しい思いをしているから国会議員も身を切ると言っていた。国会議員の仕事は身を切る事では無く、国民の財産を守り、日本の領土・領空・領海を守る事です。身を切る改革であれば保守党が前から言っていた様に議員歳費を半分にする事だと思います。維新は、議員歳費を二割削減している様ですが、国保逃れしていている様では最悪です。合法なら常識外れ(常識も理解出来ない)も厭わない人が政治家務まるのでしょうか?

3、そもそも維新の会の吉村代表は直前の参議院選挙で社会保険料改革を公約として選挙しましたからね！でも国民民主の103万円の壁や参政党の日本ファーストが世間では注目されて大躍進したけと維新の会の社会保険料改革は注目されなかったので選挙終われば無かった事になって突然でたのが議員定数削減案ですから！自民党と連立を議員定数削減案を維新の会は条件にしましたが冷静に考えて素人でも参院選後から臨時国会会期中の一月半で法案成立なんて出来る訳ないのは素人でも分かるのに高市総理がやる気が無くて議員定数削減案が進まないとわざとらしい態度で批判する姿をみて島田議員が吉村代表の振る舞いを猿芝居と言っただけですから！国民も吉村代表の猿芝居はもう騙されないと思いますよ！

4、議員定数削減なんて、吉村知事にしたら大阪都構想の大義名分でしかありません議員定数削減をしなきゃいけない根拠も意義も説明不足だし、どや顔感満載なだけです自民党としても、今国会の重要法案は物価高対策のてこ入れであって議員定数削減なんて今じゃなくも位にしか考えてませんよ大阪府だって、二重行政の見直しや行政サービスのてこ入れなどやらなきゃいけないことが、山積みなのに…しなきゃいいコストカットまでするもんだから、府民から不満続出じゃないの大人しく弁護士やってりゃいいのに派手なスポーツカー乗り回してどや顔してる場合じゃないでしょうよ