総理官邸の幹部が「日本は核を持つべきだ」と発言したことに対し、2024年にノーベル平和賞を受賞した日本被団協が強く抗議しました。この発言は、核戦争を容認するものとして非難されており、被団協は内閣府に「断固として抗議する」談話を送りました。被団協の田中熙巳代表委員は、核兵器を持つこと自体が被爆者の願いに反すると強調し、核兵器を「狂気の兵器」として批判しています。
この背景には、核抑止力への疑念と被爆者の経験を無視した政策への懸念が存在しています。

総理官邸の幹部が示した個人的見解としての「核保有すべき」という発言は、国家の安全保障を目的とした発言であるにしても、被爆者の声を軽視し、核戦争を容認する姿勢として多くの人々に衝撃を与えました。このような発言は、核によって破壊された地域の記憶を忘却させ、未来の安全を危うくするものです。核保有政策を見直す一環として、まず核軍縮に向け国際社会との信頼を構築すること、再生可能エネルギーへの転換をより一層推進すること、さらには被爆者の経験を国際的に共有することが必要です。平和主義の堅持と未来の子供たちのために、現実的で理性的な安全保障政策が必要です。この発言をきっかけに日本が核兵器禁止条約に加入し、平和を再確認する転機となることを期待しています。
ネットからのコメント
1、核保有をする事と核戦争容認する事は別問題だと思う日本を守る為の核の保有は必要だと思うし、また核保有と核使用は別問題核兵器使用の抑止力となるなら良い事なのでは?発言しただで保有していない日本政府に抗議するより、世界の核保有国に抗議するべきでは?
2、まあ言わんとすることは分かりますが、ロシア、北朝鮮、中国が近くにある我が国はどのように自国を守ればいいのでしょうか?この国々のやっていることを見れば対話で…などと言う手段が通用する相手ではないのは明らかです。具体的な方策を実現可能性を含めて聞いてみたいものです。
3、こうやって核兵器について反対するのは分かるが、今の時代になってはもう通用しないと思います。核戦争には反対ですが核を持っていないと周りの国から簡単に侵略されます。ウクライナが良い例です。この事実を知っているのか知らないのか分かりませんが、日本も核を持つ時代になっているんですよ。核兵器保有に反対する方は、もし他国に侵略された時如何なさるおつもりでしょうか?黙って命を捧げるのでしょうか?全く理解出来ません。
4、核を持ったら核戦争をするとは酷く短絡的な考え。気持ちは共感できるが現実は中ロ、その他に狙われて、国が亡くなるかも。それでも非核?私は日本人以外になるのは嫌です。戦争反対ですが、核武装は賛成です。悲しいですが、亡国にならない為に必要と思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3c7a5f52c0765846992a4a12ec5ad19cc515506c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]