滋賀県立野洲高校のグラウンドに導入された人工芝が、劣化のため多くの問題を引き起こしている。設置から約20年、一度も張り替えられておらず、選手が大けがを負うこともある。サッカー部の監督は摩耗が進んだ約10年前から県に張り替えを要望しているが、予算は1億円かかると見積もられ、県は「高額すぎる」として対応を見送っている。上品校長が着任した際、即座に人工芝の状態の悪さを指摘し、クラウドファンディングで資金を募ることを決断。
学校や地元の協力を仰ぎ、目標額1億円を設定したキャンペーンを開始した。

この状況に鑑みると、施設の劣化による安全性の問題は重大な社会問題として捉えるべきです。施設の整備が遅れた原因は、制度の欠陥や予算配分の不均衡に根本があると言えます。地方公共団体は、教育施設の保全に責任を負うべきであり、その対応が不十分なことは目を覆うばかりです。具体的な解決策として、まずは予算の再配分を通じて公立校に必要な支援を確保する方策の検討が求められます。次に、地方公共団体はクラウドファンディングのような新しい資金調達手段を積極的に導入し、学校と地域社会が連携して問題を解決するモデルケースを作るべきです。さらに、地域の企業や団体とも協力してテスト導入を行い、より効率的な施設管理を模索することが重要です。この問題は、教育の質の向上と地域の活性化を両立させるための社会的責任として捉え、迅速な対応を求めるべきでしょう。
施設の劣化がもたらす危険な現状に対処することで、未来の可能性と選択肢を広げるための基盤を築くことができるのです。
ネットからのコメント
1、OBやクラファンが無理なら、全部剥がして土に戻すしかないね公立高校の殆どは芝じゃなく土のグラウンドで練習してるわけだし。県立高校である以上、校舎・体育館の耐震化や老朽化対策が優先で、人工芝の張替えに多額の予算は出せないよね
2、「芝の状態が原因でサッカーを続けられなくなる大けがを負った選手もいる」これが本当なら事故後は芝にこだわらず、すぐ剥がして土のグラウンドに戻すべきだったんじゃないかと思うのですが……。そこまでの事故が起きても何も変えないのはさすがに学校側の対応も良くないかと。。
3、クラファン、参加してきました。口は出すけど金は出さない、それは大人としてどうかと思うから。それならば。俺は口は出さないけど金は出すやり方を選ぶ。かつて素敵なサッカーを展開し、楽しませてくれたお礼として僅かながら。生徒さん達が気兼ねなくプレーできますように。
4、一つの学校のために税金から1億円を拠出するのは難しいでしょうね。
人工芝でも何年かに一度は全面的な張り替えが必要で、そのためには約1億円がかかるなんてのは常識中の常識だと思ってましたが、当時の関係者たちにはそう認識されていなかったんでしょうか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/61ba14644772afa446d053eca59899d59ba5ad71,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]