事件概要:最近「Fランク大学」という言葉が注目を集めています。本来、「Fランク大学」とは定員割れや偏差値がない大学を指す言葉であり、偏差値が低い大学を指すものではありません。しかし、現在では偏差値50前後の大学も「Fラン大」と呼ばれることがあり、誤解を生んでいると指摘されています。著者であるびーやま氏は、受験生の努力や大学経営の問題に焦点を当て、偏差値を軽視することが問題であると強調しています。
びーやま氏は、偏差値がある大学に進学することが基本であり、努力すれば偏差値を上げることができると訴えています。
コメント:「Fラン大」という言葉の誤用は、偏差値だけで大学の価値を判断し、無駄にレッテルを貼ってしまう危険性を孕んでいます。偏差値が低いことと、大学が成立していないことは明確に異なります。この誤解を解消するためには、大学教育の多様性や、偏差値以外の指標で評価する仕組みを作る必要があります。具体的には、大学の実力やカリキュラムの内容に関する透明性を高め、受験生に多角的な情報を提供することが求められます。さらに、大学側が定員割れを解決するために独自の魅力を打ち出すべきです。また、社会全体で学歴偏重の風潮を改善し、学生が自分に合った進路を選べる環境を作ることが急務です。
ネットからのコメント
1、Fランの定義がどうであれ、大学が偏差値レベルで評価されることは分かり易くて良いと思うし、それで人気の優劣がつきさらに差が開くのも自然なこと。学生が集まらず外国人留学生で穴埋めしているような大学は存在価値がないし潰れて当然、間違っても助成金など出す必要はないと思います。
2、大学への入学時に、敢えてボーダーフリーの大学を選ぶ必要は無いと思う。全入なら、入試は機能しないから、その大学でまともに教育が成立するとは思えない。知り合いが大学の教授なのですが、理系なのに、微積分どころか、三角関数から教えないといけないと言う。ところが、理学部は量子力学や、フーリエ変換まで教えないといけないから、三角関数から補習しないといけない状態だと、量子力学のシュレディンガー方程式まで辿りつかない。学部によるが、学部でも大量に学習量があるので、高校のカリキュラムをある程度消化した状態で入学しないと、教育が成立しない。
3、悪いことは言わないが、大学をもっと狭き門にすべき。全体の定員として、大学進学を希望してる人数の6〜7割ぐらいにするのが大学教育の威厳を保つためにもちょうど良いんじゃないかな。
残りの4割は浪人するか、大学進学を諦めて専門学校や職業訓練学校へ行くか、就職して働けば良いと思う。外国から見て「日本の大学の多くは高等教育機関に相応しい教育をしていない」と昨今は思われつつあることだし、この辺で思い切って大学教育を改革すべきだと思う。そうすれば、私立大学は指定校推薦連発して囲い込みする必要も無くなり、概ね皆が平等に受験出来るという副次的な効果も期待出来るではないか。まぁ附属高校があるから、まったく完全なる平等ではないかもしれないが…。とにかく大学の定員を減らすか、大学そのものの数を減らすかして、ホントにやる気のある者だけが大学へ進学出来るようにし、日本の大学教育の威厳を保つ方向に行くべきと思う。
4、高校生も案外よく理解していないので、FランでなくてもFランと言ってバカにしたり、Fランだからと敬遠して身の丈に合わない大学を目指そうとしたり…FランFランというのをやめてほしい。やめられないなら、きちんと説明してあげてほしい。自称進という言葉も好きではないです。その名の通り進学する生徒が多い(特に大学進学)と進学校ではないかなと思っていますが、誰も彼もがそして高校生自身がうちは自称進と言って在籍校を下げる(揶揄、自虐する)ような風潮もやめてほしい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/62ae4a37c8baab384bc4b40987ffd2f18a5de417,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]