元タレント・中居正広氏と元フジテレビ女性アナウンサーAさんを巡る法的争いが激化している。Aさん側が公開した「通知書」に記載された性暴力の内容が週刊文春に報じられると、中居氏側はAさん側の弁護士に対して守秘義務違反を示唆する文書を発表。中居氏側は週刊文春やAさん側弁護士の行動を批判するが、報道機関への抗議は行わなかった。この文書はAさんやその弁護士の社会的評価を傷つける内容であり、名誉毀損の疑いが生じる可能性もある。

Aさん側は守秘義務違反はないと反論しており、この法的闘争は法廷に持ち込まれるか、和解に至るかが注目される。

中居氏側の行動には問題が多い。守秘義務違反の非難が、証拠に基づいていなければ名誉毀損に繋がる恐れがあり、証拠を示さず一方的に他者を攻撃することは許されない。まず、こうした批判が行われる背景には、未確認の情報で社会的評価を傷つける危険性がある点が挙げられる。また、報道機関や関係者に対する対応が不適切であり、問題が報道されることで事態が複雑化するのは容易に予測できたはずだ。中居氏側には、証拠を示し、法的に正当な手続きで名誉を回復する道を選ぶべきだ。

解決策として、まず中居氏側は証拠を示して名誉毀損を避けるべきだ。さらに、社会的な影響を考慮し、無駄な対立を避けるために双方が和解を模索するのも一案だ。最も重要なのは、証拠と事実に基づいた対応を行い、不確かな情報で他者を攻撃しないことだ。

ネットからのコメント

1、「もし中居氏側が当方の守秘義務違反を主張するのであれば訴訟等の法的手続きにおいて事実の確定を求めるべきです」これが一番良い解決方法だと思います。ごちゃごちゃと真偽不明なことを言いたいことを言いたい放題という状況は最悪だと思います。中居氏側もＡ氏側もこのままズルズルと意味のない対話（？）を繰り返すことは何の解決にも繋がらないと思います。

2、中居側は「情報開示が継続的に発生」とぼかしているが、守秘義務違反が今回の「通知書」の件を含んでいるのは論を俟たない。裏を返せば、通知書の内容、並びにそれを元にした文春記事は概ね事実と認めているわけだ。だから「週刊文春には抗議していない」、通知書原文を公開する等の反撃が想定されるので抗議できないのでしょう。そもそも通知書を受け取って示談交渉のテーブルに着いたということは、事実関係について争わない、被害者の事実認識を全面的に受け容れることを意味する。

なので、今更「当職らとの認識とは大きく異なる」とそれに真っ向から異を唱える言動は完全にルール違反でしょう。

3、もはやこれは越えてはならない一線を越えている。中居正広氏の騒動は新たなニュースが飛び出すたびに新たな展開を見せる。どこが中居氏側を激怒させたかは分からないが、当事者間で手のつけられない展開になったことは事実だ。文書にどこか不信を生む部分があるとしたら、法廷闘争に入る前に解決すべきではないか。中居氏側はどんな選択をとるか。いずれにしても論争が不毛続きであることは事実だ。

4、まさに、記事の指摘するとおりだ。中居氏側代理人、事実に基づかない憶測が過ぎるようだ。法の代理人としては、あってはならないことだろう。記事の言うように、今回文春報道でまず非難すべきは、週刊文春だろう。中居氏側は、昨年末以降文春報道でいつも煮え湯を飲まされてきたと思うが、これまでのところ文春を相手にするのを避けているようだ。正攻法でいくなら文春を相手にすべきだが、相手も強かだ。勝利できるか分からないうえ、何年かかるか分からない。

そう判断して被害女性と代理人を非難したのなら、舐めたものだ。中居氏側代理人の言い分は、もはや公開の誹謗中傷の域に達していると思われるから、彼らはフジテレビをも相手とすることになるだろう。中居氏側、このあとどのように事態を打開するのだろうかと、気の毒になる。昔から、ヒトは悪いことをしたら、謝るものだとされる。これを避けるから、深みにはまるのだ。