7月18日に公開されたアニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』は、公開3日間で興収55.2億円、8月4日には累計176億円を突破し、日本映画歴代興収トップ10入り。オープニング・初日・単日記録を更新した。フジテレビは過去作一挙放送や特別映像を絡めた再放送で高視聴率(コア視聴率5.8〜8.3%)を獲得するも、映画製作委員会には参加しておらず直接収益はなし。
今後も高視聴率と広告収益源として同作品を活用する見込み。
アニメ産業の隆盛を支えているのは、コンテンツを生み出す現場と、それを広く届ける放送・配信の仕組みです。しかし今回の事例は、その間の収益構造がいかに不均衡かを露呈しました。映画が176億円という歴史的興収を叩き出しても、放送局には1円も入らない仕組み。コンテンツの人気に乗って視聴率を稼いでも、製作段階で権利を確保しなければ直接的利益はゼロ。この構造では放送局は単なる宣伝機関に甘んじるしかありません。解決には①製作委員会への初期参加による権利確保、②自社オリジナルIPの開発強化、③配信権や二次利用権の交渉強化が不可欠です。人気に依存するだけの受け身姿勢では、次の大ヒットが他局や他社の利益になるだけ。作る側と届ける側が対等に恩恵を分かち合える体制こそ、健全な市場の姿です。
ネットからのコメント
1、製作委員会で出資となると、スポンサーの意向で作品がこねくり回されたり、アイドルが声優としてねじ込まれてぶち壊しになるイメージ。版権会社、アニメ制作会社会社、配給で作ったらアニメ制作会社や本業の声優さんが少し潤うようになったのかな?原作をリスペクトした作りになると思うしね。良いものを作ってヒットして、製作陣も潤うっていい循環にしてほしいね。
2、当初アニメ化の際にフジテレビに打診しても放送を断られたので他の放送局で放送したのを無限列車編の映画が人気出たのでそれ以降の放送権利を買ったのがフジテレビって経緯があったと思う。当初からフジテレビが入って製作委員会方式だとアイドルがゲスト声優になったりお得意の原作改変入れたりしたでしょうね。無限列車編の収益もあったおかげでその後のTV版今回の無限城編んもクオリティー落とさず創られてると思う。フジテレビが絡まなくてホント正解
3、友達ともよく話してるが、コナンもワンピースもジブリも、もうー!素人か!っていうくらい聞いてて恥ずかしくなる声をあててる配役に、話に入り込めなくて怒りを覚える。
いっそ見ないようにしてる。一言二言しか喋らない隊士も声優使って素晴らしい作品作ってる鬼滅は、そりゃ素晴らしいよ。人生で映画を3本しか見た事ない私でも見に行きたいと思う。
4、フジは制作委員会に加わるな?そりゃそう!もし地上波放送された無限列車のエンディングがフジテレビキャストの皆さんによる「炎」大合唱に改編されたら間違いなく大炎上するよ!!まさかそんなことはしないよね。さすがに過去の件で学習されたとは思いますが(笑)鬼滅のアニメエンディングは松島氏によるキャラの描き下ろしカットやユーフォーさんの美アニメ、素晴らしい楽曲のセットにより完璧なエンディングに仕上がってます!観終えてからもしばらく余韻が残ります。地上波放送はありがたいが「改編」は許されません。鬼滅のアニメ制作委員会は従来通りでお願いします。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/48c46ccd333bf7bc4582a4dd59700841015fe5a3,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]