米国司法省は、少女らへの性的人身取引で起訴されたジェフリー・エプスタイン元被告に関する資料を19日に公開しましたが、多くの情報が黒塗りされていました。公開された文書には、著名人との写真が含まれる一方で、資料の大部分が検閲され、情報の透明性に欠けていることから不満の声が上がっています。被害者のマリナ・ラセルダ氏やジェス・マイケルズ氏は、資料に必要以上の黒塗りがあると指摘し、真実を求める声を上げています。
議会も公開の不十分さを認め、今後の改善を約束しました。

この文書公開状況は、深刻な制度的欠陥を浮き彫りにしています。まず、黒塗りの多用は情報の透明性を著しく損ない、法の精神に反しています。それにより、社会は醜い真実に対して盲目のままで、結果的に被害者はさらなる苦しみに置かれる。政府はただ資料を黒塗りにして済ませるべきではなく、詳細の公開に向けて積極的な行動が求められます。具体的な改善策としては、まず被害者の情報保護に必要な部分だけを黒塗りにする透明性の確保、そのための独立した監査機関の設立、そして巻き込まれた人物を守るための法改正が必要です。これにより、制度の透明性が確保され、真実に基づいた正義が実現されます。黒塗りされた文書は、社会の良心に対する挑戦であり、今こそ声を上げ、解決に向けて行動すべき時です。
ネットからのコメント
1、今回公開された資料では、エプスタインと長年の交友があったトランプの関与が揉み消されているのは間違いない。逆にクリントン元大統領やマイケル・ジャクソンなどが写っている写真などで注意を逸らすのに躍起になっている。もう連邦政府機構、特に司法省は政治化されすぎていて公共性・中立性は期待できない。次に民主党が政権を取って共和党側にも都合の悪い残りの部分を公開するのを待つしかないだろう。
2、日本でも役所に公開請求して出てくるのはこんな感じですね。一瞬、海苔が出てきたのかと思います(言い過ぎ)。役所側の言い分は「個人情報に配慮して」ということですが、それならその箇所のみマスクすればいいわけで、議論の内容や証拠まで隠す必要はないはずです。と言いますか、そこが一番大事で隠しちゃダメなところです。実際のところ、エプスタイン資料なんて国のトップとして見せられないものばかりなんでしょうね。日本でも成功した起業家のセレブ自慢みたいなのがSNSでよく流れてきますが、政財界の人たちと羽目を外してる写真を投稿してたりして、金持ちばかり集まるとモラルなんて吹っ飛ぶんでしょうね。
3、普通に日本のモリカケを思い出しました。日本では黒塗り資料など当たり前過ぎてこのような発表があってもロクな批判も起きませんが、アメリカはどうなんだろう?と単純に興味があります。トランプはエプスタイン疑惑を巡り、一部のMAGAからも批判されていますが、果たしてこれを有権者、支持者はどう見るのか?傍から見ても私には隠蔽にしか見えませんが、ここまで隠すと自分で自分で関与を宣言しているようなものです。自由の国アメリカは果たして。
4、これでは情報公開したとは全く言えないね、つまりエクスタイン資料は時の権力者たちにとって特にトランプには国民に知られたくない内容ばかりだったんだろうね、まともな政治家は国民に知られたくないような行為はしないものさ、トランプはそういう意味で政治家としてはかなりレベルが低い、買春とかにもかかわっていた可能性もありますね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9c8cbeb914813132bf9f0b2db1e8755974696c71,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]