一連のドラマ『良いこと悪いこと』は、いじめをテーマにした復讐劇で、12月20日に最終話が放送されました。過去にいじめられていた瀬戸紫苑が亡くなったことがきっかけで、実行犯の刑事・宇都見と共に一連の殺人事件が起こります。真犯人は紫苑と同じ学園の出身で同様の被害者であったバー「イマクニ」の店主・今國と園子の同僚・東雲でした。
彼らは社会のいじめシステムを変えるための行動に出、真相はSNSの考察班によって推理されていました。ドラマは、悪行の因果応報と贖罪をテーマに、加害者の高木が過去を悔い改める姿を描いています。

このドラマが描いた一連の事件は、社会問題であるいじめとその復讐を描いており、本質的な問題が浮き彫りになっています。まず、社会におけるいじめは未解決の問題として横たわり、被害者を孤立させる構造は未だに存在しています。このドラマは、いじめがもたらす長期的な影響について考えさせられます。解決策としては、教育現場でのいじめ対策の強化、妥協のない相談体制の整備、そして、社会全体でいじめを許さない風土づくりが必要です。いじめが生む憎しみや苦しみの連鎖は終わらせるべきであり、より良い社会のために行動を喚起する意思が求められます。
このドラマは私たちに、過去の過ちを乗り越え、社会の中で責任ある選択を行う重要性を問いかけています。
ネットからのコメント
1、個人的には最後詰め詰めな感じがしたので、あと2話くらいあったらなぁと思った。もう少し掘り下げで観たかったです。ボスのキングは最後まで生き残ったけれど、一生抱えて苦しんで生きていかなくちゃいけないね。最終回のイマクニと東雲各シーンは世の中へのいじめに対するメッセージと強く感じた。最後のキングとイマクニのシーンの戸塚さんの演技が良かったなぁと個人的に思いました。
2、皆さんのコメントで、かつて虐められた事有る人達が、自分のこのドラマに対するメッセージを実体験から話してるくらい、現実にいる虐めと虐められる人の悲惨さを生の声を上げて頂いてくれてるのは、とても大事だし伝わると思います。今國と東雲も過去に虐められてた、立ち直るきっかけが紫音の変わる強い気持ち、でも皆さんが仰ってる通り一生その心の傷は癒えないんだと教えてくれる。 でも復讐や仕返ししたい気持ちは凄く分かるけど、それが今度は逆の立場になって自分のやっている事を正当化してしまったら虐めた人間と変わらなくなってしまう。
花音が虐められる側になりそうなるようにしたのは、今國や東雲でそれで虐めを無くすと言えるのか?虐める人、される人、傍観者、見て見ぬ振りしてる経験は誰もあるはずです。最後の花音が閉じ込められてるのを扉を開けて助けた子、あの扉を開け光が差すシーンが希望や救いなんだと思う。
3、いじめの復讐をするという単なるミステリードラマかと思いきや、めっちゃ芯の通ったメッセージ性のドラマでした。 いじめられいた子がどれだけ心に傷を受けているか?いじめた子はわからない。また、周りにいた子も分からない。 夢をみることさえできない子、いじめた子と再会するだけトラウマが再発して心が折れる子など、いろんな傷を抱えながら生きるのだと実感させられました。 いじめは良くない。頭では分かっていますが、軽弾みで相手をいじって遊んでいることがあります。知らず知らずのうちにいじめる側になっていたのかもしれません。 題名のごとく、良いことと悪いことを人によって違うけど、良いことを選択していける人間でありたいと思わされました。また、いじめは何も生み出さない、奪っていくだけ。
だから、いじめは絶対に良くないと思わされました。
4、いじめる子は、善悪はもとより、相手の気持ちがわからない後先を考えず攻撃的な子。いじめらる子の悲しみや辛さに共感し、学ぶ道徳の授業はこれからも絶対必要。それでも、いじめる子はターゲットを変えていじめる。いじめられた子は、恥じずに助けを求めてほしい。本当に辛く苦しい時に助けを求めることは、生きる力だ。まずは親、担任、スクールカウンセラー、児童相談所、教育委員会。このドラマはいじめる子が主人公でいじめを面白がり反省もせさず、大人になってもすっかり忘れることが描かれた。やられた側は傷つき忘れることはない、心にしこりを残し人生に影響する。いじめられた子が手を上げて助けを求め周りが気づき変化して救われるようなドラマが今後あっていい、見たいと思った。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/efa97d7c4e8baf4ce41d2edc9d5af90d0e7e9d15,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]