北陸新幹線の大阪延伸を巡り、石川県選出の国会議員たちの自主研究会は、現行の「小浜ルート」ではなく、コスト削減と早期開業が期待できる「米原ルート」や「湖西ルート」を含め、ルートの再評価をすべきだとする中間報告をまとめました。小浜ルートは3兆円以上かかると見込まれていますが、米原ルートに変更すればそのコストを3兆円削減し、開業も10年早めることができると指摘。
湖西ルートも2兆円以上のコスト削減が可能です。また、沿線自治体の懸念に答える形で、北陸新幹線は関西圏にも経済的なメリットがあると理解を得るべきだと述べ、ルート選定で国交省の積極的な関与を期待しています。

今回の大阪延伸案は、公共事業の効率化と地域社会への影響を再評価する絶好の機会です。しかし、その背景には過去の決定がもたらした無計画で非効率な行政運営の影響が見え隠れします。特に、小浜ルートの選定過程は、地域の合意形成に難航し、巨額の税金を無駄にしかねない状況を招いています。新たなルート選定を進めるためには、情報の透明性を確保し、住民の声を積極的に聞く場を設けることが急務です。1つ目の解決策は、地域社会との意見交換ができる定期的なフォーラムの開催です。2つ目は、ルート変更に伴う費用削減効果を詳細に示し、納税者に対する説明責任を果たすことです。
3つ目は、関係自治体による費用負担の公平な分担と、そのための新たな協力体制の構築です。これにより、公共事業としての意義を再確認し、経済効果と住民満足度の両立を図ることが可能となるでしょう。
ネットからのコメント
1、サンダーバードが敦賀止まりになって直通で金沢まで行けなくなって不便になってサンダーバードも乗らなくなってしまった。敦賀からの延伸は本当に必要なのか考える必要があると思う。
2、通過するだけで、ほとんどなんのメリットもない自治体の住民が、どうして負担しなければならないのか?集めた税金からの支出であり、ただではない。むしろ通過料か、せめて在来線新快速の存続まで考慮した検討までしないと、協力もできない。それと、京都〜新大阪の新たなトンネルルートも沿線自治体の住民も反対であり、さらに困難を極める。補償費いくら積み上がても同意には至らない。
3、石川県は福井県や滋賀県のことを考えずに試算したり意見を言うのはやめた方がいいと思う。米原経由や湖西線とした場合、例えば滋賀県の在来線はどうするのか考えた上で発表すべきと思う。
4、もう沿線自治体や、JR西日本とJR東海のエゴを前提としない結論を出すべき。普通に考えれば、米原に繋いで、東海道新幹線に乗り入れるのが一番いいに決まっている。技術的な問題はあっても、他ルート建設のコストと障害を考えれば、クリアする障壁はずっと低いはず。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5778f4155f16cbbc45f44f7a06d516c9ed13b68b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]