2026年1月、中国への返還が決まった日本最後のパンダを巡り、観光業界に影響が広がっています。特に、中国政府の渡航自粛が呼びかけられてから、観光地への中国人団体客が減少。鎌倉や京都では観光地やホテルの予約が激減し、宿泊料金が下落しています。実際、2025年11月の中国人旅行客は前年同月比で16万人も減少し、渡航キャンセルが相次いでいます。

一方、香港からの観光客は、渡航警戒要請が出ているものの訪日しており、日中の政治的緊張にもかかわらず個人観光客は増加傾向にあります。

このニュースは「批判型」のコメントが適切です。

中国からの団体観光客の減少は、日本の観光業界に深刻な影響を与えています。明らかになったのは、依存度の高い特定の国からの観光客に頼る脆弱な経済構造です。例えば、鎌倉や京都ではホテルや地元商店の売り上げが大きく落ち込み、宿泊料金が下がっています。問題の本質は、日本の観光産業が多様化していない点にあります。特に急な渡航規制や政治的緊張に対する備えが不足しているため、こうした事態が生じた際の対策が求められます。解決策としては、1）ターゲット市場の多様化を図り、特定の国に依存しない観光戦略を構築する、2）地域の観光資源の魅力を高め、国内外の観光客を引きつける取り組みを強化する、3）政治的リスクを最小化するために、アジア以外の地域からの観光誘致を促進するといった方策が考えられます。

このように、危機を乗り越えるためには、観光政策の再構築が急務であり、観光産業全体が今一度、足元を見つめ直す時期に来ているのです。

ネットからのコメント

1、いつまでパンダパンダ言ってるんやろ。他に報道するべきことはあるでしょうに。6時間も待ってチラッとしか見られないようなもん、時間がもったいない。そこまでして見たいもんなんかね。パンダが見られなくなるからって何時間も待たされる子供が可哀想になる。多分子供は見られなくなるとしてもどうとも思ってないでしょ。親がワーワー言ってるからその気になってるだけで。それよりももっと楽しいことあるでしょう。何時間も行列させて疲れさせて。で、見たかどうかも分からんようなもんを見てパンダ見られて良かったねって言うわけだ。もうパンダネタは要らないって。

2、ちょっと待て。最近までオーバーツーリズムで京都の宿の金額が法外に高いのだのなんだの言ってたじゃないか。街も歩けないほど人が多いと言ってたじゃないか。観光客が増えても、現地の人達は迷惑ばかりで恩恵が少ないと報道してたメディアもあったじゃないか。

なので、この変化は良かったことと考えて良いのでは？

3、パンダ飼育と貸出料として支出していた数億円を活用して、工夫と知恵で新しい動物園の価値を創造するチャンスにしてほしい。期待します。

4、南紀白浜はアドベンチャーワールドのパンダが居なくなり、パンダ以外の白浜の良さをさらに発信して魅力ある観光地になるようにパンダ依存から舵を切ったとニュースを見ました。そもそも「パンダ外交」とまるで日本が媚びるようなワードが気に入らない。「パンダ外交＝媚中外交」なんてあってはならない。日本人が国内旅行しづらくなった現状が異常だった。全体の25%を占める訪日中国人約700万人が減るとちょうどいい。