アメリカのトランプ大統領は、2023年10月15日に違法薬物「フェンタニル」を大量破壊兵器に指定する大統領令に署名しました。毎年20万から30万人の国民が命を落としているとのことで、フェンタニルの扱いにおいて従来の枠組みを超えた厳しい姿勢を見せています。これにより、フェンタニル使用国への圧力が強化される可能性があります。
過去にアメリカは2003年にイラクが大量破壊兵器を保有しているとの理由でイラク戦争に踏み切ったことがあります。

違法薬物を大量破壊兵器に指定する動きは注目すべきものです。毎年数十万人の命がフェンタニルによって失われていることから、この決定は必然とも言えるでしょう。しかしながら、問題の根底には制度の欠陥があります。まず、違法薬物収入を支える国際的なネットワークを断ち切る必要があります。同時に、国内の需要抑制や教育を通じた認識向上も急務です。これらは立法・行政・教育機関が一体となって進めるべき課題です。さらに、過去のイラク戦争の例が示すように、本質的な解決を目指す際には、武力や圧力だけでなく、対話と協力が重要です。問題の本質を見据えた対策こそが、真の安全をもたらす鍵となるでしょう。
ネットからのコメント
1、フェンタニルに関しては、中国がまず沖縄に会社を作りその支社として東京大阪に支社を作りそこからアメリカに輸出する流れの報道が出ている。日本は完全に被害者であるとは言え、フェンタニル根絶のためにどんどんこのような中国企業を摘発するべき。もうアメリカから情報貰ってどんどん立ち入り検査しよう、どんどん。がんばれ警察
2、この方、行動力がすごい。ベネズエラのノーベル平和賞受賞者へのサポートなど、総じて凄いとしか言えない。映画になってもおかしくない。毒もあろうが、世界を変えるにはこのぐらいのパワーの方でなければ無理だろう。SDGs、地球温暖化をまやかしだとし、国際諸機関から躊躇なく抜けるところも本当に素晴らしい。
3、フェンタニルの被害がそれだけ深刻だということだと思います。ただ、取り締まりだけではなく、依存してしまった人をどう助けるのかを同時に考えないと問題はなくならない気がします。国際的な協力も必要だと思いました。
4、これはトランプさんらしい上手いやり方だと思います。アメリカは大麻を合法にする州が増えている事から、薬物に寛容な国と勘違いしている人もいますが全く逆です。
むしろアメリカは薬物犯罪が日本なんて比較にならないほどに多く、実に日本の30倍の薬物事件が起きている。それだけに全ての薬物を取り締まっていたら警察業務は圧迫され刑務所も定員オーバーになるなど実利的な弊害があったので、先ずは大麻を条件付きで「罪に問わない」スタンスに切り替えただけなんですよね。こう言うバックグラウンドを知らずに「米国では大麻が合法になっているから大麻は安全なんだ」と勘違いする人が増えているのは残念です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a5747d36c693c54be4ce2db438c5930f0ea401d8,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]