中学生や高校生の吹奏楽部員にとって、楽器購入は大きな挑戦です。特にトランペットの価格は10万円以上と高額であり、親としては慎重な判断が求められます。学校備品は複数の生徒で共用するため、メンテナンスが不十分になることがあり、上達を目指す生徒ほど自分専用の楽器を求める声が高まります。実際に楽器を購入した人は全体の約3割ですが、中学1年生での購入が最も多く、購入額の平均は21〜30万円です。
購入前には、子供の本気度や先生の意見をよく確認し、レンタルという選択肢も考慮すると良いでしょう。

楽器購入における親の悩みは理解できます。お子様の希望や成長を支える一環として捉えれば、その価値を見出せるかもしれません。ただ、最初から高額のトランペットを購入するのが不安であるなら、段階的なアプローチを考えてみましょう。例えば、レンタルを利用することは、初期費用を抑えつつ手軽に個人の楽器を体験する良い方法です。私自身も経験しましたが、学生時代に小さい予算で始めた趣味が続いていく中で、自分の楽器を持つことが成長や責任を促しました。最終的には、お子様の熱意や状況に基づいて慎重に決断し、必要な際には専門家の意見をもとにして最良の選択をしてください。それが、親としての不安を軽減する道筋となるでしょう。
ネットからのコメント
1、よく話し合って、どうしてもと言うならまず中古や、価格の安いものでいいと思います。楽器屋さんに相談するのもありです。うちの子供もトランペットではありませんが、吹奏楽をしていました。楽器ごとに、その楽器を代表するような海外メーカーがあります。しかし、それはとても高価です。楽器屋さんに相談したところ、海外メーカーの方は輸送費なども値段に込まれている。YAMAHAでも遜色ない音は出ます。音色少し劣るところはありますが、大人数での演奏でカバーされます。とのこと。海外メーカーと比べれば半額のYAMAHAの製品を購入しましたが、一生懸命練習して、部長になって、コンクールで金賞も貰いました。大事なのはお子さんと話し合って、熱意を確認すること。「用もないのに部活を休んだらお金の返済を求める。」などの約束をするのもありかと思います。
2、私の娘は小学生の時から吹奏楽部でクラリネットをやっており、高校2年の時にこれからもずっと続けていきたいというので買いました。はっきり言って我々庶民には清水の舞台から飛び降りる気持ちでした。
ただ、私がずっと演奏会やコンクールを見てきて吹奏楽の魅力に取り憑かれたのも確かです。それが価値観になったと思います。まずお子さんの演奏のみならず、他の団体の演奏をどんどん聴いてみてください。それで吹奏楽を理解していただけ、お子さんがこれからもずっと続けていきたいということであれば買ってあげても良いと思います。可能な限り上位機種をお勧めします。良い楽器であれば、修理をすることで数十年使えます。もし途中でおやめになっても、大人になってから吹きたいと思った時に役に立ちますよ。
3、知り合いの話ですが、お隣のおうちのお子さんがトランペットを自宅で毎日練習していたそうですが防音対策をしてくれず、音が筒抜けだったとか。注意したらお隣同士で険悪になってしまい、子供も練習し辛くなったのかそのうちトランペット自体をやめてしまったそうです。値段や本人の熱意以外にも、演奏環境がちゃんと整っているかどうかの確認は必要ということなんでしょうね。
4、自分はコントラバスでしたが備品楽器の鳴りにどうしても満足出来ず、本体は到底買えなかったので弦の張り替えと弓のみを購入しました。
それだけでも結構な出費でしたが大きく演奏性と鳴りが変わったのを実感出来ました。金管でもまずマウスピースだけ購入するのもありだと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3a80ca586c0f8a8875503ed955480d760e55754e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]