2025年1月19日、元兵庫県議が自宅で死亡しているのが見つかり、その翌日、東京新聞の望月衣塑子記者がツイッターに投稿しました。彼女はこの投稿で、「立花孝志氏の言動が悲劇を生んだ」とし、立花氏が「犬笛」を吹き続けた結果、SNS上で誹謗中傷がエスカレートしたとの指摘を行いました。これに対して、政治団体「NHKから国民を守る党」の党首である立花孝志氏は、この投稿が自身を「危険な人物」として印象付け、社会的評価を下げたとして、160万円の損害賠償を求めて東京地裁に訴訟を提起しました。
しかし、16日の判決では名誉毀損の成立は認められず、立花氏の請求は棄却されました。

この事件において、悲劇的な自死と名誉毀損の問題が絡み合っています。しかし、根本的な問題は社会全体における誹謗中傷の扱い方にあると言えます。まず、SNSでの過剰な誹謗中傷を防ぐための法律やオンラインプラットフォームの規制強化が急務です。具体的には、誹謗中傷のモニタリングシステムを導入し、定期的な評価を行うこと、また、教育プログラムを通じて市民に言論の安全と責任についての理解を促進することが必要です。さらに、公の場での議論を深め、問題の本質に迫る姿勢が求められます。この事件は個人の名誉の問題を超えて、社会全体が抱える倫理的課題を照らし出しています。私たちはこれをきっかけに、より安全で尊重される社会のあり方を追求すべきです。
ネットからのコメント
1、「表現の自由」を盾に他人を攻撃する言動は日常茶飯事なのに、いざ自分が批判される側に回ると名誉毀損で提訴――その結果が“請求棄却”。東京地裁は、望月衣塑子記者の投稿が直ちに名誉毀損とは言えないと判断した。言論空間で強い言葉を使い続けてきた人物ほど、同じ基準で測られる覚悟が必要だろう。都合のいい時だけ「被害者」を名乗る姿勢は、裁判所には通用しなかったということだ。言論には自由があるが、同時に耐える義務もある。今回はその当たり前を再確認する判決だったと言える。
2、立花被告人の名誉棄損請求が棄却された事に依って、「立花孝志氏の言動がまた一つの悲劇を生んだ。背景に立花氏が『犬笛』を吹き続けた結果、SNS上での誹謗中傷がエスカレートしたとの指摘がある」との言論が法的に確定され事になる。これは今後の立花被告人自身の裁判にもマイナスに作用するだろうね。それこそもう逃げも隠れも出来ないよ。自称法律のプロがその法律に追い詰められていまった様だね。立花被告人は正に「過ぎたるは猶及ばざるが如し」を標榜し得る人物だと思う。
3、立花の目的は、訴訟を起こす事によって「私は望月記者によって名誉を棄損された!」と信者の皆様へ犬笛を吹く事、批判する人々に対して同じように訴えるよと言いたいだけであって、そもそも勝訴を目的としていないこれをスラップ訴訟と言う。立花がいくつこの手の訴訟を起こしていると思っている、記事にするまでもない
4、また敗訴か。望月記者にすら勝てないって、どんだけ~。これで、望月記者から逆に立花氏が訴えられたら、負け確定だよね。自分から訴えに行って墓穴掘ってるじゃないの。これから、立花氏が訴えた裁判結果が、まだ出てくるみたいだけど、敗訴が重なりまくれば、刑事の方とは直接的関係はないとは言え、刑事裁判の裁判官が知ればいい印象は持たないでしょうね。自分で訴えておいて負ける、だけど、訴えた時点ではぶち上げるのですよ。訴えましたー!って。それだけでもされた側は大被害だよね。で、負けてもコメントしない。謝罪もない。刑事告発もそうですよ。警察署前で動画撮影して、○○を告発しました~!・・・、でも正式受理されたのかどうか、結果は言わないんだよね(笑)。
こうした手法も、もういい加減、終焉を迎えて欲しいね。早く刑事裁判が進んだ方がいいよ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5914778b573f1859094a911d3840f33e39bc2d30,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]