10月24日、レギュラーガソリンの価格が158.0円/㍑と発表され、7週連続の値下がりとなりました。しかし、一部では「レギュラー車にハイオク燃料を入れると燃費向上につながる」という噂が流れています。JAF長崎支店の担当者によると、この噂は疑問視されています。レギュラー車はレギュラーガソリンで最適に設計されており、高いオクタン価のハイオク燃料を入れても、燃費が劇的に改善されることはないとされています。

逆に、ハイオク車にレギュラーガソリンを入れることは、エンジンの異常燃焼「ノッキング」の原因になり、エンジンのパワーダウンや破損、さらには車両火災のリスクを増加させることがあります。JAFは規格に合った燃料を使用するよう注意を促しています。

ガソリンの種類とその選択に関する情報は、安全性において重要な部分です。現状として、燃費を節約しようとする意図からくる「ハイオクで燃費が向上する」という誤解が存在しています。この噂の根本にあるのは、消費者が信じやすい経済的な「裏技」への心理かもしれません。しかし、実際にはこれは神話であり、多くの場合、レギュラー車に高価なハイオクを使用しても期待された経済効果は得られません。車両の設計に対する誤った理解や、噂による不適切な給油選択が安全性を損ないかねないのです。

具体的には、運転者が車種に合った燃料の選択をしっかりと確認すること、燃料の性能を科学的な視点から理解すること、そして信頼性のある情報にアクセスすることが求められます。このような誤解を正さなければ、日常生活の安全や経済性を脅かす恐れがあります。価値観の矛盾に気付き、しっかりとした燃料選択の重要性を認識することが、より良い経済的選択を導く道です。

ネットからのコメント

1、ハイオク車にレギュラーは絶対に避けると言う事ではありません。取説にハイオクが入手出来ない時はレギュラーも使用出来ます。としっかり明記している車両もあります。その理由はハイオク車ではノッキングが発生すると点火時期をリタードするプログラムが組んであるからです。その分パワーやフィーリングは落ちますが、それで良ければ普通に使用出来ます。自分はオデッセイRB1アブソルートではずっとレギュラーで乗ってましたが、当然トラブルはありませんでしたよ。他社でも試しましたが問題無しです。

2、燃費でハイオクを選ぶのは間違いです。ハイオクタンで、ノッキングが発生し難い燃料であり、それ用にセッティングされてないと意味はありません。

ただ洗浄剤や燃焼促進やその他添加剤がハイオクの方が多く含まれていて、不純物の少ない品質の良い燃料ですので、バルブ回りのスラッジなど、生成を抑えたいのであれば、レギュラー仕様の車にハイオクを入れるのは有効だと思います。

3、昔のオペルだったかVWだったか…エンジンルームに切り替えレバーというか、切り替えスイッチがあった車がありましたね。ハイオクとレギュラーの価格差が今よりもっと大きかった時代でしたね。それよりもっと昔は、有鉛ガソリン仕様の車という時代もありましたよね。そんなことよりメーカー指定のガソリンを入れて十分な性能になっていると思いますが。

4、レギュラー車にハイオク入れても問題ないかと。洗浄成分がハイオクには入ってるはずだから目に見えない位には洗浄されてるのかも。逆はやめておいた方が良いって昔聞いたことあります。ガソリンの噴射口の径がハイオクは小さかったと思いました。燃費上げたいなら余計な事考えないでゆっくり発進、制限速度で走ればいいだけ。