2020年、日本製紙が開発した「School POP」という直飲みしやすい牛乳パックが登場し、全国の学校給食での採用が進んでいます。従来のパックとの違いは、飲み口のデザインに工夫を加えることで、直飲みでも牛乳が勢いよく飛び出さないようにされています。これは、2015年にウミガメがプラスチックストローを鼻に刺されている動画が公開され、海洋プラスチック問題が注目されたことが背景です。
日本製紙はストローを使わずに牛乳を飲める方法を模索し、この紙パックを開発しました。教育的効果の一環としても評価されており、全国での急速な普及により年間300トンのプラスチック削減が期待されています。
直飲み牛乳パックが進んでいる背景には、社会問題としての海洋プラスチックごみの重要問題がある。なお、これは単なるプラスチック削減にとどまらず、教育的な側面を含んでいる。環境問題に対する意識を高めるには、直接的な対策を講じるだけでなく、社会全体での持続可能性を考慮する必要がある。まず第一に、教育現場での環境問題に関する教育を、カリキュラムの中に組み込むべきである。次に、企業や製造業者は、環境に配慮した製品開発を積極的に進めることで、環境保護とビジネスの両立を図る道筋を示す必要がある。さらに、消費者自身も情報に敏感になり、より環境に優しい選択を心掛けることで、社会全体での意識改革を促進する。
これらの取り組みが結集することで、私たちの未来はより持続可能で豊かなものとなるであろう。
ネットからのコメント
1、「子どもの頃に身に着けた習慣は強い。ストローレスパックで育った子どもたちが大人になる頃にはパックからの直飲みが標準になれば」↑200mlの飲みきりパックの直飲みはいいとしても(自分は出来るだけやりたくないけど)500mlや1000mlなど1回で飲みきり出来ないヤツや家族と共用の飲み物は、くれぐれも直飲みしないでくれ…
2、牛乳パック直飲みを推奨するっておかしいと思う人が教育関係者にいないのかな?マナー講師や食育講師ならやらせないと思うんだけど。牛乳パックを止めて瓶や回収できるプラスティック容器にすれば良いのでは?コップの持参でも良いし、給食時にコップをつけてもらい洗浄を頼んでも良い。プラスティックストロー制限の為にやるにしてもやり方ってものがあるだろう。
3、素晴らしいな。確かにお行儀はちょっと悪いかも知れないけど、ほんの少しの工夫でストローを無くせるように出来たのだったらメリットのほうが大きいと思う。
ペットボトルも直飲みだしね。お行儀の方は別に教えればいいんですから。ところで、牛乳の直飲みで思い出すのはショーケンの「傷だらけの天使」。懐かしいなぁ。(わかる人はかなりご年配でしょうが。)
4、関係ないけど、ビン牛乳から紙パック牛乳になってから牛乳嫌いな子が増えた。うちの子がいうには紙の匂いがして美味しくないらしい。仕事の取引先の瓶問屋に聞いたら、紙は色々成分が弱化なりとも染み出すのもあり味がおかしくなるからお酒でも薬でも瓶が一番。だけど扱いやすさから紙が増えているとのこと。やっぱりビン牛乳が美味しいってのは間違いないのです。軽くなり廃棄や再利用もしやすくコストも安いのですが、学校の牛乳はビン牛乳が良いと思う。長い期間美味しくないという牛乳に対するネガティブな印象が植え付けられて牛乳を好まない人間が増える気がする。わが子含めて。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/feda46d36f938773784d003bcbf75a0669676f85,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]