2025年10月20日、維新の会が自民党との連立合意に基づく「副首都構想」が注目されています。副首都構想は、災害やテロで東京の機能が停止した場合に備えた「副首都」を設置することを目的としています。しかし、維新が掲げる「大阪都構想」がこの副首都構想に絡んでいるのではないかと疑念を抱いている人々もいます。これまで大阪都構想は、住民投票で否決されていますが、吉村知事は副首都にはこの都構想が不可欠であると述べています。

維新以外の大阪市議からは、再度住民投票への思惑があると警戒する声が上がっています。

副首都構想自体は災害時のバックアップとして理にかなっているが、そこに大阪都構想が絡むことで疑念を抱く人々が少なくありません。副首都構想と大阪都構想を結びつけるという維新の戦略は、形を変えた大阪都構想の復活を試みているように見受けられます。これにより、住民の意思を無視した構想の推進が懸念されます。まず透明性のある議論を行い、関係者全員が納得できる形で政策を進めることが重要です。また、実際に求められているバックアップ機能に焦点を当て、具体的な手続きと市民への説明が必要です。最後に、過去に住民に否定された政策を実行するのではなく、真に市民のためになる施策を考えるべきです。透明性と民主主義の尊重は、持続可能な政策の基盤です。

ネットからのコメント

1、大阪は確かに、日本の中でも中心的な都市ではあると思う。でもそんなん言ったらよく三大都市として名前が挙がる〝福岡〟だってそうじゃない？それに、そういうとこ以外にも安全性が高そうとか、ある程度交通網が整ってて利便性がいいとかで、名前が挙がる都市があると思う。必ずしも〝大阪〟が副首都になるとは限らない。

2、首都の機能の分散化は、災害等で必要だと思います。東京と他の都道府県で共有する体制が必要だと思いますが、機能の分散に対しては大阪が必ずしも良いとは限りません。

まずは大阪の民意が優先です。日本では地震が多いですから、そういった面からも、どこが良いかを慎重に選ぶべきです。

3、副首都の必要性はわかるが大阪が適任であるとは思わない盛んに喚起されている南海トラフでは西側の太平洋沿岸は悲惨なことになると言われている中で大阪という選択肢はまずないもっと内陸、日本海側、いっそ東北か北海道方面などに複数箇所設けるべきだろう地震も水害も多い日本において安全な場所などは無いがリスクの小さい場所を選ぶことくらいはできる

4、吉村さんは維新の代表を辞めるべきだ。 それが出来ないのなら、大阪府知事を辞めるべきだ。与党の代表と大阪府知事という二足の草鞋は無理というより、国民に迷惑がかかる。これまでとは比較にはならない程、大阪と東京の往来が増えることになる。緊急時に瞬時に東京へ駆け付けることが出来るのか？そんな時は飛行機や新幹線も止まっているおそれがある。だからこそ総理は官邸、議員は宿舎がある訳で。また、護衛はどうするのか？ 与党の代表となれば、護衛はこれまで以上に強固にする必要がある。

大阪と東京では護衛がしっかりと出来ても、移動中の引き継ぎに盲点や弱点が出来ないか？ そして頻繁に大阪と東京の往き来となれば、護衛の費用も相当なものになる。 その費用は国民の税金。 目先のことばかり考えず、後のことを考えて欲しい。皺寄せは必ず国民にくる。大阪府知事に専念するか、代表として奔走するか、どちらに絞るべきだ。