10月21日、元衆議院議員の杉村太蔵氏がフジテレビ系番組で日本維新の会の吉村洋文代表に対し、大阪府知事でありながら国政に対して決定権を持つことに異議を唱えた。杉村氏は吉村代表を「改革者」として高く評価しつつも、国政の選挙審判を受けていない状態での決定権保有は不適切であると指摘。「国政に戻るべきだし、現状で連立を進めるなら共同代表の藤田氏を代表に据えるべき」と述べた。
吉村代表は、地方分権型政党としての維新の会の特色を強調し、国会議員も地方政治家も同等であり、それこそが維新の特徴であると説明した。
杉村太蔵氏の指摘は、吉村洋文代表が大阪府知事であるにも関わらず国政に影響を及ぼす体制を疑問視するものである。この状況は公権力の分配に関する透明性の欠如を示唆しており、特に国政の決定権が選挙を通じて検証されていない点については問題視されるべきだ。まず、制度として国政と地方政治の役割を明確化し、国政参加の範囲を予め定める法的な枠組みが必要である。さらに、国政に影響を与える地方政治家は、適切な選挙手続きを経て国民の審判を受けるべきである。最後に、透明性を保った議論を通じて、地方分権型政党の一貫したガバナンスモデルを構築することが必要だ。国政と地方政治の役割を明確にすることは、民主主義の健全な進化に不可欠であり、政治に対する信頼を確固たるものにするための重要な一歩である。
ネットからのコメント
1、吉村さんのように地方の知事をやりながら国に対して意見していくという在り方も一つのやり方だと思います。国政の方は藤田さんもいるし、しっかりと国と地方で連携出来ることは強みだと思います。また、太蔵のような意見は吉村さんではなく、他の維新の国会議員に対してもっと強くなれと鼓舞する意味で言った方が良いと思うけどね。
2、だから言えるんじゃないですか。与党も野党も本気度が足らないことが今回の総裁選と首班指名でよくわかりました。吉村さんの改革案に対して批判ばかりですが聞いていると自分に不利だから。国政を良くしたいという話はまるでない。それが国会議員じゃないですか。
3、ほとんどの記事を見ても自民党と維新の連立政権を非難するものが非常に多い気がするが、何故、連立を応援しないのだろうか?国民は非常に期待しているのに反対意見のほうが目立つのでメディアはそちらを優先して取り上げているように感じる。非常に不公平だと思う。また、何故、大阪知事が国政に意見するのがダメなのでしょうか?大阪知事権維新の代表ですよ。
兼任がダメと言っているのでしょうか?もっと応援してもよいのでは?
4、その通りかもね、議員ピラミッド的な価値観とか無駄だし、なんなら実力と行動力が伴う人がリーダーとなり皆の為に動くってて事が本来だよね。大阪府知事であるからとかの観方を変えたら、地方知事より使えない(動かない)国会議員しか居ないって様にも観れるからね。理屈こねてばかりで誰かの意見などに反論批判ばっかりして、まったく動かない人らしか居ないってのも露呈してるし。なんならこの人ら口で言うほどこの国を世の中を良くしたいなんて考えてないんだと痛感すら感じたよ。今回の自公分裂から自維連立までの動きで、はっきりクッキリとそんな事が観えたよね。維新以外の野党勢は株下がったよな。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7df6afd276f6a525c805348fbf0013e866d32267,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]