2022年1月27日、沖縄県沖縄市で、当時17歳の男子高校生がバイク運転中、沖縄県警に特別出向していた29歳の男性巡査の警棒によって右目を失明する重傷を負った。刑事裁判では警察官に業務上過失傷害罪で罰金100万円の判決が確定。2026年7月、沖縄県議会は県が約9138万円(男性へ約8781万円、保険会社などへ約357万円)を支払う和解案を全会一致で可決した。一方、事件後に広まった「暴走族」「無免許」「盗難車」などの誤情報が再拡散し、被害男性は精神的苦痛を訴えた。

警察という公共の安全を守る組織で起きた重大な傷害事件で、被害者が身体的被害だけでなく、根拠のない中傷による二次被害まで受け続けている現状は看過できない。特に、事実確認もなく「被害者にも原因がある」と決めつけるネット上の風潮は、権力側の行為を検証する社会の役割を歪める危険な問題だ。
警察官の重大な注意義務違反が認定されながら、刑事処分が罰金100万円にとどまり、さらに賠償負担も公費から支払われる構図には、責任の所在を曖昧にする制度上の課題がある。
改善には、第一に警察官の装備使用や現場対応に対する第三者検証制度を強化すること。第二に、重大な職務上過失については処分基準を明確化し、組織内での甘い判断を防ぐこと。第三に、誤情報による被害を防ぐため、行政や報道機関が早期に事実を発信し、悪質な中傷には迅速な対応を取ることが必要だ。
権力を持つ側ほど厳格な責任が求められる社会でなければならない。被害者に「証明しろ」と迫る社会ではなく、加害行為と誤った情報拡散の両方に向き合う社会こそ、本当の公平と言える。責任を負うべき人が責任を負う、それが法治の最低条件だ。
ネットからのコメント
1、この記事にもそのときの状況を事細かく書けばいいのにと思う。どのような場所をどのようなバイクでどのように走行していて、警察が出てきた状況とその際の行動やタイミングなど、周知するには必要では。調べればわかるだろうが、デマを訂正したいのであればそれくらいしてもいいと思います。
2、詳細な事実を公表してほしいね全く落ち度がないのに、突然警察官に警棒で殴られたなら仰る通りだが逃げたとか、止まれという指示に従わなかったとか、そういうことも一切無かったってことなんかね?事が大きくなって、高校生も言われのない中傷を受けてるって言ってるんだから、もしそれが本当なら警察は事実を公表して誹謗中傷を止めるべきだし、高校生にも落ち度があったなら、それを公表して、賠償した理由について説明するべき中途半端に隠すから誹謗中傷が止まない
3、警棒を持ち手を広げてバイクを止めようとした警察官。その左から走り抜こうとした少年。思わず伸ばした警棒が目に当たり失明。バイクは止まらずに走るが目の痛みに耐えられず、警察に棒で殴られ目がやばいと伝えた後に失神。仲間と警察が集まり救急車で運ばれる。暴行警官にいきなり殴られた話に変わり大勢が警察署を襲撃。という事件だった気がするけど、何故バイクは止まらなかったのか、怪我した後も走り続けた理由は話してほしい。
4、「暴走族」「ノーヘル」「盗難車」「無免許」はデマと言っているわけだが、なぜ深夜にバイクで走行していた未成年者に対して警察官が警棒で打撃を加えてそれがヘルメットをかぶっていたなら顔面に直撃して失明に至ったのか、警察官側からのその理由と経緯を明らかにしておかなけば、この言い分だけでは一方的に過ぎる
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1abc68c44f522bd60f1cacc1b7dd79f7b7f0a664,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]