2023年11月17日、アメリカのトランプ大統領はホワイトハウスから国民に向けてテレビ演説を行った。この演説は18分間にわたり、現在の経済状況に焦点を当て、支持率低迷を改善しようとする試みとして位置付けられている。トランプ氏は、バイデン政権期に記録的な物価高騰を招いたとして非難し、政権下でガソリン価格や一部食品価格が下がったと主張。

演説の中では、建国250周年にちなんで約145万人の米軍人に1776ドルを支給する意向を発表し、「史上最も大胆な住宅改革計画」の発表を予告した。また、FRB議長の人事についても経済政策の方向性を明示した。政権支持率が不支持率を約10ポイント上回る状況で、中間選挙で共和党の苦戦が予想される中、経済回復の具体策を提示した。

トランプ大統領の演説は、政策の具体性に欠けており、結果として国民の不安を増している現状が露呈されました。物価高騰の原因を前政権に押し付けつつ、住宅改革や軍人への支給金という具体策を提示するも、その実現可能性や詳細は不明瞭で、誠実さに欠けています。制度の欠陥が浮き彫りになっており、透明性のある政策運営が求められます。解決策として、具体的な物価安定策の提示、住宅価格抑制のための実行可能な法案策定、及び、透明性のある経済指標情報の公開が必要です。

経済政策の不安定さから脱するためには、短期的な支持獲得を目的とした演説ではなく、実際に国民の生活を改善する適切な行政が求められ、政府の真価が問われる局面と言えるでしょう。

ネットからのコメント

1、冗談では無く、やはり首席補佐官の発言どうりじゃないのか。まるでアルコール中毒者のように、自分は常に正しく何でも出来る人間と思っている。と評している点だ。ただしトランプは酒は飲まない。とにかく自分の考えに合わない、意見する人間はトランプにとり邪魔でしか無い。ロシアに対しても自分に意見する外交専門家はことごとく解任して、古い友人不動産屋と息子にウクライナ停戦交渉を任せてしまう。ウクライナに好意的、ロシアに批判的な最高幹部軍人もどんどん解任する。こんな事でウクライナ戦争停戦どころか、外交も安全保障もまともに出来るわけが無い。経済は複雑だから、専門家が必要なんだろうが、それにしてもその専門家の選択が間違っている。トランプは経済の専門家でもなく、不動産屋なのに何故自分が正しいと考えるのか。根拠も無く、これほど自信にあふれているのは、やはりただの酔っ払いではないだろうか。

2、スピーチのなかで「高騰する処方薬価格を400、500、600％下げる」って言ってたよ100％下げただけで無料になるんだけど600％？しかもプロンプター読みながら言ってるってどういうこと？つまりトランプの言葉には何の意味もない先日は関税で増収になった分、国民に給付金を出すって言ってたけど、その後すぐに財務長官が「あれは具体的なことではなく、いつかそういうこともあるかもしれないと言う意味だ」と訂正していたトランプさん、関税給付金もいいけど、その前にDOGE給付金の話もあったよね　あれはどうなったのかな？

3、支持率低下に歯止めがかからず、強固な支持層MAGAからも見放される始末のトランプさん、このままだと来年の中間選挙で大敗は確実な情勢だからなりふり構わず、何時もより更に輪をかけて嘘とハッタリを吠えまくっている感じですね。メッキは剥がれかかっており、あと数カ月で結果を出すのは、、、

4、ま、関税の悪影響だしね。関税は自国民が払うもの、という概念を持たない限り、景気の回復なんて出来るもんじゃない。

上流だからそれが理解できんのだろうよ。割とマジな話。現実問題、Z世代はカネを使えなくなっているという、どっかで聞いたことある話が米国でも起きている。それほどまでに世代間、階級間の溝は深まっている。中国もそうだが、上澄みの中の上澄みを見て景気が良いと錯覚するのはもう止めたほうが良い。中間層がちゃんと生きていけるか。それが目前の課題と思うがね？