事件概要：2025年8月6日、広島市の平和記念公園で、米軍による原爆投下から80年を迎えた「原爆の日」を記念した慰霊式と平和祈念式が開催された。式典では、広島県知事湯崎英彦が核抑止論に対して疑問を投げかけ、国家の安全保障における意味を問い直す発言を行った。石破茂首相は、核拡散防止条約（NPT）の下で「核兵器のない世界」の実現に向けた取り組みを表明した。

フジテレビの情報番組「サン！シャイン」に出演したお笑いタレント・渡辺正行（69）は、核武装論の政治的議論に触れ、「平和」「核」「戦争」の問題を再考すべきだと訴えた。

コメント：渡辺正行氏の発言が示す現実的な視点は、今の社会における核兵器の抑止力に対する関心の高まりと複雑さを反映しています。戦後80年を迎え、広島での平和祈念式における議論が重要であると同時に、今の時代の政治家や一般市民の思考がどう向かうべきかを問い直す場として機能しています。しかし、核武装の議論が抑止力という観点からもたらされる場合、それは単なる軍事的な強さを意味するだけではなく、長期的な平和のためにどう対話と信頼を築くかが問われます。今一度、戦争と平和の本質について、より多くの議論と理解が求められます。

ネットからのコメント

1、理想ではあるが現実的ではない。核を保有していて侵略欲を表に表している国が隣国にいくつかあり、侵略して一部でも実効支配を強行してしまえば、核保有国にはアメリカですらおいそれとは手が出せず、事実上切り取られてしまうことになる。そのいい例が核を放棄して侵略されたウクライナであり、逆に北朝鮮は核保有しているから何をしても制裁止まり。自分で自分を守れない国は食い物にされかねないのが戦争です。

2、核のない世界ねぇ。銃やナイフを持って、こちらのことを襲おうとしている相手が、「落ち着いて、まずは武器を置いて」という丸腰であるこちらの要求に素直に応じてくれるのか？という話からスタートなんだと思うんだけどね。核のない平和な世界を妄想するのは大変結構だけど、現実的な想像力も必要だよね。

3、日本が外国から理不尽に脅される事無く侵略されず戦争に巻き込まれ無い為にはどうしたら良いかの議論で核保有国に対しては核保有で対抗せざるを得ないと考える人は一定数いますがマスコミなどから激しく叩かれるので言えないだけです。意見を封殺する事無く核武装も排除せず議論する事は必要です。

4、終戦間近に近代兵器に対して、竹槍で戦おうとする方を揶揄するような表現があったが、反社のような国が核兵器を所有し、それにに対して、通常兵器で対応しようとしても、全く同じ構図になるのではと思ってしまう。抑止力としての核兵器議論はとても重要だと思います。