事件概要:
元阪神タイガースの亀山つとむさんの双子の弟で、俳優・タレントとして活動していた亀山忍さん(56)が、2025年8月5日に腎臓がんのため亡くなったと報じられた。腎臓がんは初期症状が少なく、無症状のうちに画像検査で発見されるケースが約70%を占める。発症リスクは、50歳以上・男性・喫煙者・高血圧・長期透析患者に高く、年々患者数は増加。
手術、薬物療法、凍結療法など複数の治療法があり、予防には生活習慣の改善が有効とされる。
コメント:
56歳という年齢で命を落とすという現実に、私たちは静かに、しかし深く向き合う必要があります。どんなに元気に見えても、体の中で静かに進行している病があることを、亀山忍さんの死が教えてくれました。
「もっと早く気づいていれば」と思う人もいるかもしれません。しかし腎臓がんは、初期に症状がほとんど出ない病です。だからこそ、自分を責める必要はまったくありません。これは運や偶然で片付けられるものではなく、誰にでも起こりうる現実なのです。
私も身内をがんで失った経験があります。健康そうに見えた人が、検査を受けた数ヶ月後には姿を消していた。その喪失感は、時間が経っても消えませんでした。でも同時に、その経験が「今、生きている人を大切にする」意識を育ててくれました。
どうか、深い悲しみの中にある方々が、少しずつでも心に明かりを灯せますように。検査を受けること、日常の小さな変化に気づくことが、自分や大切な人の未来を守る力になることも、きっとどこかで思い出してください。
ネットからのコメント
1、祖父が70代で腎臓がんで亡くなりました。仕事を定年退職すると、なかなか定期的に検診を受ける事もなくなりますし、たまたま風邪で受診した内科で尿検査をした時にひっかかり判明した感じです。タバコは吸わないですし、透析も受けてないですし、お酒もほどほどに飲み、無茶はしないタイプでした。ですがよく腰が痛いって言ってました。今考えるとその腰痛は整形外科的なものではなく、腎臓からきてる痛みだったのかなって思います。
2、自分ももう10年前に右腎臓を癌で全摘。今は経過観察だけど幸い寛解の状態。
発見の経緯は人間ドックのエコー検査だった。ステージ1、転移も早くないタイプで大きさは約2センチだった。因みに喫煙習慣もなくも高血圧でも無く、痛みや違和感、もちろん血尿なんかは全くなし。偶然発見が早かったから良かったけど自覚症状が無くても50歳を過ぎたら定期的な検査は必要だね。ホント。
3、喫煙は腎臓がんのみならず、膀胱がんの原因にもなります。喫煙は肺がんの原因にもなるみたいですが、喫煙率が下がっているのに肺がんは急増しているので、肺がんは他の要因のが大きいでしょう。
4、会社の先輩が腎臓がんで手術しました。男性ですが40代、タバコも吸わず、日頃から運動もする方です。部分切除で済んだようですが驚きました。会社では社員が若くしてがんで亡くなった時から、福利厚生にPET検査を導入してくれて、それで初期のがんが見つかった人が片手では収まりません。技術が進歩して、PET検査がもっと安価で受けられたり、尿検査でのがん診断の精度があがってほしいなと心から思います。妹も30代でがんで亡くなりました。30歳、40歳など区切りのいい歳で誰もがPET検査を気軽に受けられたらなぁ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ef85271795d30efe8f12d94412992f82d6e9b578,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]